活字中毒のワタシの日記

2003年03月12日(水) 田中和雄/編『ポケット詩集』童話屋★★★★★

ポケット詩集
ポケット詩集
田中 和雄
童話屋 (1998/11)

昔から心の琴線に触れた言葉を集めるのが好きで、ノートにまとめたいなあと思ってました。
そして、かなりいい線いってるこの本に出会い、やっと購入。

「人を殺してしねよとて24までを育てしや」「自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ」「ホメラレモセズ クニモサレズ」といった、青かった日々にがつーんときた名文がつまった一冊。
ま、今も青いんですけどー。

そばにおいて、時々喝をいれてもらうのによいです。
泣きたい時に励ましてもらったり。
処方せんはいろいろ。

茨城のり子さんがお亡くなりになりましたね。
彼女の『自分の感受性くらい』は腐りそうな気分の自分に喝を入れてくれる詩。
またゆっくり読み返したいと思います。

ほんと、ポケットに入れておきたい詩集。

ポケット詩集



ジャンルでまとめました→読んで捨てる片づける整理する掃除する!
ジャンルでまとめました→本を読んで町へ出よう。
ブログ→捨ててスッキリ。キレイに暮らす。



2003年03月11日(火) 東野圭吾『怪笑小説』集英社★★★★☆

怪笑小説
怪笑小説
東野 圭吾
集英社 (1995/10)

毒笑小説につづき、こっちも笑わせてもらいました。
おもしろいよーすきだよぉーこういうの。
ばかばかしくて、でも下品ではなく、発想と展開とオチで笑わせる。
読めないオチもいいけれど、だいたい読めているオチに向かってひた走り、そしてどうだーっとオチがつく。
読んでて楽しい。
こういうの、もっと読みたい。

それぞれについている作者のあとがきがまたぴりっときいてて、いい。

ねたバレになってはつまらないので、タイトルだけ紹介。
私が面白かった!と思う順に並び替えてみます。
(ばかばかしいのが好きなので、その順かな?)

超たぬき理論
しかばね台分譲住宅
動物家族
無人島大相撲中継
あるジーサンに線香を
鬱積電車
一徹おやじ
おっかけバアさん

どれもこれも、オチを思い出すだけでにやけてしまう。
くだらない。でもおもしろい。たまらない。
もっと読みたい!

怪笑小説



ジャンルでまとめました→読んで捨てる片づける整理する掃除する!
ジャンルでまとめました→本を読んで町へ出よう。
ブログ→捨ててスッキリ。キレイに暮らす。



2003年03月10日(月) 東野圭吾『同級生』祥伝社★★★☆☆

同級生
同級生
東野 圭吾
講談社 (1996/08)

女生徒の交通事故死。
彼女は妊娠していた。
彼女を追いつめた教師の死。
そしてさらに事件は起きる。
女生徒の「恋人」だった主人公の所属する野球部は大会に出場できるのか。
妹春美の病いの理由は。
真相は、一体どこにあるのか。

てな感じですすむお話。
東野さんは他の小説でも書いてらしたけど、「教師」というものに嫌悪感を
感じてらっしゃる。それがストレートに伝わってくる。
そう、大学出てからずーっと閉鎖された学校社会にいて、「社会というのは
そんなにあまくないんだぞ」としたり顔で言われてもねーっての、わかる。
自分も教育実習やら家庭教師やら塾講師で「せんせい」扱いされて、困った。
もちろんやるからには「らしく」ふるまいたいと思ったけれど、「せんせい」に内包される「尊敬されてあたりまえー」という空気に違和感を覚えたのだろう。

「せんせい」が尊敬されるのではなく、尊敬できる「せんせい」が尊敬できるだけなのだ。

推理小説でもあるけれど、これは青春小説といった方がしっくりくるような気がする。
主人公の大人びた点(頭のよさ)と、稚拙な部分が交錯しているところがいかにも高校生で、甘酸っぱい印象。
読みながら、林真理子さんの『葡萄が目にしみる』だっけ、を思い出した。

私にも、こういう時期があったなあって。
せつなくて、バカで、恥ずかしくて、楽しかった、そんな時期が。

たまにはこんな風に自分の過去に触れてみるのも、いいのかもしれない。

同級生



ジャンルでまとめました→読んで捨てる片づける整理する掃除する!
ジャンルでまとめました→本を読んで町へ出よう。
ブログ→捨ててスッキリ。キレイに暮らす。


 前回読んだもの  これまで読んだもの  この後読んだもの



あなたは 人めの活字中毒さんです
まき [MAIL] [捨ててスッキリ。キレイに暮らす。]
[本を読んで町へ出よう。]

Google