活字中毒のワタシの日記

2003年05月19日(月) 森絵都『DIVE!3-SSスペシャル'99』講談社★★★☆☆

DIVE!!〈3〉SSスペシャル’99
DIVE!!〈3〉SSスペシャル’99
森 絵都
講談社 (2001/07)

全4巻の3巻目。
予約していたのだけど、人気らしく、忘れた頃に図書館から連絡が来た。
久々に会う、ダイブに青春をかける少年たち。
うーん、いいねえわかいっちゅーのはねえ。

すっかりオバサンですわ。
それはともかく。

オリンピックをめざし、努力の日々を送るダイバーたち。
純粋で野心のかけらもなかった友季は自分で決めた「枠」をとびこえたい、と誰もが不可能だと思う技に果敢に挑戦する。
一度青森へ戻ったものの、再び目標を見つけ限界に挑む飛沫。
そして、オリンピックに内定したと告げられるが、納得がいかず、スランプに陥り、内定辞退という選択をする要一。
クラブ存続ではなく、意欲ある選手をサポートするという目的にやりがいを感じるようになるコーチ夏陽子。

それぞれの限界に挑戦する意欲が、ひた向きな気持が、とても気持いい。
何か目標を持って突き進んでいる人、そういう何かを持っている人、って輝いてみえるんだなーと。
振り返って、我が身。
……ないじゃん。だめじゃん。
輝いてない自分がダメなんでなく、そういうものを持ってない自分がダメだ。


↑押すと続きが読める投票ボタンです。(ネタバレなし)
これならかなりあると思うんだけどなぁ…。
えっ?
輝いてないからダメって?

やっぱりか…。

4巻まで読まなくちゃ。
オリンピック、3人とも出場できるとは思わないけど、どうかなぁ。

DIVE!!〈3〉SSスペシャル’99
出場できなくてもなんだか満足しそうな気もするけれど。



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2003年05月18日(日) 宮部みゆき『ドリームバスター』★★★☆☆

ドリームバスター
ドリームバスター
宮部 みゆき
徳間書店 (2001/11)

帯より。
「あなたの悪い夢退治します!
宮部みゆきの新たな魅力
☆アクション・ファンタジー巨編第一弾!」

16歳のシェンと師匠のマエストロは別の世界からやってきて、夢に出てくる邪悪な意識を捕らえる賞金稼ぎのハンター。
邪悪な意識は夢に出て来て、その人をのっとろうとする。のっとって何をするのか。彼等は凶悪な死刑囚だった…。

子どもの頃の近所の火事。燃え盛る火の中で踊る人影を見た道子。
一人娘の真由がその当時の道子の年になった頃、二人は同時に焼跡で追われる夢を見る。
そこにバケツにプロペラを付けたような乗り物に乗った二人のドリームバスターが現れて…。

途中まではあまり気持が入らなかった。ふーん、作り物のおはなしじゃーん、って。イラストが余計だったかもしれない。イメージが固定されちゃうから嫌いなのだ。私のマエストロはもすこし老けてて頭よさそうなのよ。

それはともかく。
中盤を過ぎて、ふたつめの死刑囚をとらえたあたりから、ぐっとおもしろくなってきた。シェンに気持が添えてきたから。
そして、訳ありで幼い頃に別れた少年を探す女性。殺人事件発生。新しい登場人物のリップ。味のある『穴』のおやじさん。

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そ、そりゃないぜ…。
図書館予約しなくっちゃ。ああでも「貸し出し限度いっぱいです」って昨日言われたばかりだった。
読みたい…。
ま、いっか。先に読むのがまだいっぱいあるし。
というわけで、つづく。

ドリームバスター



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2003年05月17日(土) 横山秀夫『顔』★★☆☆☆

顔 FACE
顔 FACE
横山 秀夫
徳間書店 (2005/04)

帯より。
「だから女は使えねぇ!」
鑑識課長の一言に傷つきながら、
ひたむきに己の職務に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。
描くのは犯罪者の心の闇、追いつめるのは「顔なき犯人」。
警察小説に鮮やかなヒロイン誕生!」

この作者の本は2冊目なのだが、これを読み終えて、ようやく面白いと思えた。
読み終えて、「警察小説」というジャンルがあることを知った。
そう思えば、面白い。
単純なミステリーだと思って読むと、「なんでこんな警察内部の話をちまちまと」「どろどろした人間模様よりもスジを進めて!」などと思ってしまうのだけど、そこを掘り下げていく面白さというのもアリなんだ、とひとつ賢くなりました。

虐げられているとも言える職場で、自らの誇りをかけて、職務を果たそうとする瑞穂。彼女の前に現れる事件の数々。苦労しながら、傷つきながら、危険な目にあいながら、真相に迫り、犯人を追いつめて行く。
5つの事件が出てくるのだけど、だんだん瑞穂に気持が入っていく。
応援したい気持になる。

緊迫したクライマックス。
ほっとできる結末。続きがあるなら、読みたいなぁと思えた。

でもなー…「だから女は」なんていうくくりしかできないような人は(男は、でなくね)「その程度」だと思うんだけどなー。
深く傷つけられる、ということはその価値観が自分のものでもあるからで、イマドキそんな人っているの?
とマイノリティ歴の長い私は思っちゃったりするのだけど。
それも横山秀夫さんの価値観なのか、あえて問題提起なのか。

そうかもなーと思ったあなたには、衿野未矢さんの本がおすすめ。
社会学っておもしろいね!と思えるよ。

顔 FACE



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