『未確認家族』戸梶 圭太新潮社 (2001/10/31)急ぎ、図書館に返却にいかねばならないので(延滞。ごめんなさい!)ひとことのみ。ぶっとびクライムノベル。家族ってなんだろう、自分は大丈夫かな、と振り返らせられる。どーーーーっしようもないとんでもないヤツラがむちゃくちゃをやるんだけど、彼等に「家族愛」を感じさせられてホロリときちゃったりして、なんだかもう、わけわかんないけどおもしろかった。『未確認家族』
『溺れる魚』戸梶 圭太新潮社 (1999/11)新潮文庫ばかりだな、ここんとこ。と思ったら、そうだった新潮の100冊からテキトーに図書館に予約しまくったのを読んでいるのだった。その中で、はずれも多くありましたが、これは、あたり!相方は途中で放り出し、また森博シに戻っていきましたが、好きなのよこういうの、わたし。重くて暗くて痛い警察小説に疲れてた私を、救い上げてくれた本。なにもかもが、ぶっとんでる。ふざけてる。たまらない。すごく、スキ。主人公は謹慎中の不良刑事二人。一人は、趣味の女装のために万引き、一人は逮捕劇の最中に犯人の札束をネコババ。そして彼等に公安上層から公安刑事の内偵を命じられる。公安刑事が関わる企業の脅迫事件。登場人物もストーリーも、漫画のよう。ぼそぼそと描かれる本音が笑える。歩く汚物の刑事と、潔癖性の上司のやりとりなんかが筆頭。↑押すと続きが読める投票ボタンです。(ネタバレなし)読まれた方、アレは、いらんかったと思いませんか?(きついかな、ごめんね)あとは…おもしろいんだけど、ヒトゴロシの場面もさくさく軽快に描かれててつられてサクサク読んでからちょっとそれはまずいんでなかい自分、とぞっとする。その変の気持悪さが残りました。でも、久々にこれぞエンターテインメントだ!という小説に出会えてうれしー。次もさっそく予約しました。楽しみです。『溺れる魚』
『ストーンエイジCOP―顔を盗まれた少年』藤崎 慎吾光文社 (2002/08)面白かった。宮部みゆき『ドリームバスター』みたいな。といったら宮部みゆきアンチの相方は、「それは、ない」と言っていたけれど。近未来警察小説とあるけれど、舞台は警察業務の民間委託がされるようになった近未来。コンビニチェーン『4U(フォー・ユー)』のコンビニ警官滝田が主人公。ゴリラのような、類人猿のような、アボリジニのような風貌の巨漢。でもハートはあったかく、正義漢。お話もスピーディで面白かった。ぜひぜひ続きを…。あるの?ないの?ないなら書いてぇ。ドリームバスター同様、謎を残したままおあずけなんてつらすぎる。エンターテインメントの秀作に続けて出会えて幸せなわたしでした。さっき図書館から電話が。予約本が30冊もたまっているので早く取りにくるように、と。うわあ。明日行きます。『ストーンエイジCOP―顔を盗まれた少年』