活字中毒のワタシの日記

2004年01月14日(水) 松岡圭佑『千里眼の死角』★★★★☆

千里眼の死角
千里眼の死角
松岡 圭祐
小学館 (2003/11)

暫定2004年、もっともハラハラドキドキした小説の一位。

千里眼シリーズの10巻目。
え?全十巻?
えええもう終わりなの???

そりゃこれ以上規模でかくすると岬美由紀は宇宙人と戦ったり対話したりしなきゃならなくなるわけだけど…そっか、残念。

というわけで、帯より。
『シリーズ第10巻 200万部記念作
ついにメフィスト・コンサルティングと決着。日本ミステリー界最高の娯楽巨編シリーズ最新作』

そうです、ついに世界を何世紀にも渡り混乱に陥れてきた『メフィスト・コンサルティング』との対決。

途中、あまりの面白さに相方に
「あのね、今途中なんだけど続きが気になってしょーがないの」
「スターウォーズ計画ってほんとにあったの?」(バカです)
「刃物が持てないの」
「世界中ですごいことになってるの」
と意味不明なことを口走って相手にしてもらえませんでした。

絶体絶命、人類は猫の目を持つマリオンに支配されることになるのだろうか。
岬美由紀は敵に、自分に負けずにいられるのだろうか。
メフィスト・コンサルティングとは一体なんなのか。

そして、美由紀の、恋は。

ああもう、も一回読もうかしら。
しおりを挟む度、ページが進んでラストに近付くのがかなしくなる本に久々に会った。

登場人物の脇役まで手抜きなく魅力的に描かれているのがまたこの作者の魅力。

続きはないんだ…。

千里眼の死角



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2004年01月12日(月) 松岡圭佑『カウンセラー』★★★☆☆

カウンセラー
カウンセラー
松岡 圭祐
小学館 (2005/02)

お久しぶりー!の松岡圭佑さん。
嬉しい嬉しい。しかも大好きな千里眼シリーズ。
一気に、といいたいところですがこの頃早寝早起きなので、二日かかって読みました。毎日読みたいのに、寂しい…。

ベストセラー『催眠』の続編。

ピアノの音から弾き手の気持まで読み取り、それを教育の場で活かしてきた教師、響野由佳里。
表彰もされ、認められ、社会的成功を手に入れたと思った矢先、「ムカついた」少年に両親とこどもを惨殺される。
少年法に守られ、罪を問われることなく日常生活へ戻る少年。
親の責任を果たしていると思えない親。
由佳里は聴覚以外の感覚も狂っていく。

そしてその由佳里のためにじっとしてられないのが、臨床心理士嵯峨。
嵯峨は由佳里を救えるのか。
救うのは、命か、心か。

読んでいる間も読み終えてからも、うううーんとうなってた。
世田谷の事件や他の実際の事件をふまえているのは確か。
由佳里が使ったツールもいまどき当然のものだし。

重い。『煙』のような重さがある話。
あれ?岬美由紀は出てこないの?とちょっと残念ではあったんだけど、粘り強く成長した嵯峨さんの活躍ぶりもよかったです。

面白かった、とだけじゃ伝えられない重いモノを残していってくれるんだなぁこの松岡圭佑さんは。
東野圭吾さんとこのオミヤゲの残し方は似ているなぁ。
続きが早く、読みたいです。(早すぎ?)

カウンセラー



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2004年01月11日(日) 町田貞子『暮し上手の家事ノート』★★★☆☆

暮し上手の家事ノート
町田 貞子
三笠書房 (1995/03)

心に残った箇所をご紹介。

『いつもと違う席に座ってみませんか』(P68)

視点を変えることで、見えなかったものがよく見えるように。
気づきのための、簡単な方法の一つ。

『私たちは、ものを持ちすぎています。(略)家が狭い、押入れが少ないといいながら、ほとんど使わないようなものまでとっておいて、いっそう家の中を狭くしているのは本当にもったいない話だと思います。(略)適量で暮らすことは実に爽やかです。(略)あの世には何一つ持っては行かれないということを念頭におきたいものです。』(P82)

収納やシンプルに暮らすための指針になる本をけっこうたくさん読んできたけれど、どの本もやはり同じことを書いている。
今読んでる『金持ち父さん貧乏父さん』だっけ、もやはりそう。

昨日、コドモたちにアンパンマンの茶わんを買いました。
これまで使ってたふたつは処分する予定です。

一つは、相方が独身時代から使ってた「まにあわせ」の物。
一つは、私の手作りの「早く割ってくれないものか」と思ってた物。
十分使ったし、4個おさめるスペースも用意したくないから、処分。

使える物を処分するのは心いたむ話だけれど、長い目で見て自分のココロが(物理的な手間も)ラクなのが一番!

また流されてしまいそうになったら、読んで自分に喝を入れたい、そんな一冊。

暮し上手の家事ノート



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