| 2004年07月16日(金) |
羽田圭介『黒冷水』★★★☆☆ |
 『黒冷水』 羽田 圭介 河出書房新社 (2003/11/22)
17歳。文芸賞受賞。
直木賞と芥川賞を10代がとったということで負けちゃいられないと書いたとどっかで読んだ。 その直木賞と芥川賞は酷評書くことになりそうなので、読みません。
で、こちらはというと、兄と弟の確執を描いたもの。 登場人物は少ないのに、読ませます。 『青の炎』みたいだよ、と相方にはすすめました。 ちょっと違うかな。 でも黒冷水、分かるような気がするよ。 私もどす黒くなった経験、封じ込めてる。 血がたぎるような怒り、じゃあまだ大丈夫なんだよね。
ラストの構成も凝っていて、「え?」と読者を惑わすあたりもなかなかのもの。
久しぶりに読みごたえのある本に出会えました。 感動…はせえへんかったけど。 次回以降に期待!
『黒冷水』
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