活字中毒のワタシの日記

2004年07月28日(水) 東野圭吾『幻夜』★★★★☆

幻夜
幻夜
東野 圭吾
集英社 (2004/01)

参った、参りました。
昨夜は2ちゃんのミステリ板の東野圭吾ネタバレスレなど読みふけってしまいました。(その前はアマゾンの京極夏彦のレビューへの読み手=ファンのこだわりに感心し)
やっと読み終えてくれた相方に、感想を語り合おうとしたら…。

え?
そうなの?
あれも?
えええ?
あっそういえばっ。
そっ、そっか。
あああ、そうだ大阪だ。

私は、ほんとーに、伏線とかほっとんど気づいてなかったことに気づきました。
相方、わかりすぎ。頭のよさの違いなのかなぁ。
東野さんに申し訳なさすぎるくらい、読めてない。

でも、面白かったです。
ぐいぐいぐいと、読まされました。

ネタばれになってしまうので、多くは語れません(て能力的にいつものことやん)。
『白夜行』をも一度読まねばと図書館に予約しました。
あ、そうだ『風とともに去りぬ』もだわ。

「善」「純情」な手料理やの娘のせつない恋心が、そしてラストの雅也の決意が、痛ましいようで救いのような気がする、お話でした。

アマゾンのベストレビューアーの方が今年最初の徹夜本と書いてあったし、ほんとおすすめです。くらーい気持ちになるかもしれないけどね。

『幻夜』東野 圭吾 (著)

ほんと、推理小説を推理できない私…。うわっつらしか読めない私でも、楽しめた一冊でした。

幻夜



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2004年07月27日(火) 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会著『家族』★★★★★

家族
家族
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
光文社 (2003/07/08)

日本人として、たまたま自分の身に起きなかった幸運に感謝しつつ、是非読んでほしいと思う一冊です。
無知な自分を恥じました。
贅沢な自分を反省しました。
それでもたいして変わらないのですが。

北朝鮮に拉致された方々の一刻も早い帰国を。
生存を私も、信じています。
できることをやりたいです。

まずは、知ることから。

横田さんが、めぐみさんを見たと語った脱北者(元工作員)に、これからは彼の家族(北にいる)の無事も祈ります、と語ったくだりは三浦綾子さんの小説を思わせました。
キリスト教って、救われる人はいるのですね。救う人になる人も。

次はこれを読もう。
『奪還―引き裂かれた二十四年』蓮池 透 (著)

家族



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2004年07月20日(火) 桐野夏生『残虐記』★★★☆☆

残虐記
残虐記
桐野 夏生
新潮社 (2004/02/27)

帯より。
「誘拐。監禁。謎の一年間。そして、25年後の『真実』。」

一通の手紙をきっかけに、突然失踪した小説家。
夫に残された原稿。
そこには25年前の小学生監禁事件の被害者だった事実が記された手記だった。

小説と手記と、現実と空想と。
いたましさの中に、ほんの少しの救いと、哀しさと。
そんなものがつまった印象でした。

監禁事件といえば、アレが題材となったかと思われます。
どれくらいの深さの心の傷が残されたのか、修復不可能なこの小説から少し、想像することができるかもしれません。

私の思い出せる恐怖は、2度ほど痴漢にあった(泥棒とも対面したっけそういえば)ことですが、無力感は怒りを萎えさせるのに十分な程でした。
女性であれば私でなくてもよく、たまたま私で、対抗できない悔しさもどかしさ哀しさ。
これの一体何乗で表現できるのでしょうね。

痛みを感じた分だけ、ひとの痛みにも感じやすい自分になりたい。

残虐記



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