活字中毒のワタシの日記

2004年09月08日(水) 宮田雄吾『子育てがつらくなったら読む本』★★★☆☆

子育てがつらくなったら読む本―“イライラ”ママの悩みに答える精神科医の処方箋80
子育てがつらくなったら読む本―“イライラ”ママの悩みに答える精神科医の処方箋80
宮田 雄吾
情報センター出版局 (2004/05)

副題「”イライラ”ママの悩みに答える精神科医の処方箋80」。

著者は精神科医で、3児の父。
この本は、この家族の「子育て奮闘記」ではなく、奥さんの体験を参考にしながらも精神科医の視点で書かれたアドバイス集です。

だから、「コドモには愛情をもって接しましょう」なんてアタリマエとされてることなんて書いてありません。
「コドモを愛せなくても親切にすることはできる。それでOK」とか、3歳児神話を打ち破ってくれたりと、私のようなイライラにっちもさっちもいかなくなるようなママに、オススメの一冊です。

帯に書かれたことが一冊の内容まとめられてるようなので、紹介。

『「きょうはママもさぼっちゃおう!」と笑って言えますか?
ほんとうに子どものことを思うなら、お母さん自身が楽しく元気に生きなきゃダメ!悩みが尽きない子育ての”正しい手の抜き方”を本書が正々堂々、お教えします。』

たぶん、この本を手にするような母親は、とっても真時目で努力家。
子育てでも満点をめざしちゃうような人。
そして悩んでしまう人。
51点でじゅうぶんだと著者はいいます。
マイナス49点で元気に生きているお母さんの姿が『子どもをホッとさせる』。これが一番大時。
書きながら、ほんとそうだよなーと思う私です。

わかっていても、なかなかできないのだけど。

子育てがつらくなったら読む本―“イライラ”ママの悩みに答える精神科医の処方箋80



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2004年09月03日(金) ダレン・シャン『ダレン・シャン10精霊の湖』★★☆☆☆

ダレン・シャン 10 精霊の湖
ダレン・シャン 10 精霊の湖
ダレン・シャン 田口 智子 橋本 恵
小学館 (2004/04/28)

読んでない人のために…。

やっぱあの人の不在は大きい。(読んだ人、そうでしょそう思うよね?)

ダレン・シャンの10巻です。
要望するまで買わなかった町の図書館、も少ししっかり頼みます。

9巻で最後の最後にあきらかにされたバンパイア大王。
そして、倒さなければいけないバンパイア大王をしとめそこねた上に、殺せる資格を持ったハンター3人のうち、一人が命を落とす。

あまりのショックで、泣けもしないダレン。

なじんだ場所、シルク・ド・フリークへ行くと、かつてのガールフレンドと9巻で登場した警部が登場。
バンパイアがバンパニーズと戦うように、人間の自分達も、バンパニーズの子分の人間バンペットと戦うべきだというのだ。
バンパイア・マウンテンへの道案内をすることになるダレン。

悪夢に悩まされる友人ハーキャットの前に現れるデズモント・タイニー。
タイニーの指示にしたがって精霊の湖まで行けば、自分が誰だったかわかる。わからなければ死ぬ。という選択をせまられるハーキャット。
過酷で危険な旅。
ダレンは思い出す。何度もハーキャットに救われたことを。

そして、二人は不思議な門をくぐり、精霊の湖までの想像をくつがえされる旅へとでかけていく。
バンパイア・マウンテンへの道を教えて。

結果はともかく、9巻までの本筋からすすんでいない!
ハンターの一人がバンパイアマウンテンへ行き、方策を練るくらいのことしか想像できないでないの。

あっ出てる!
ダレン・シャン 11 闇の帝王
なになに…レビューを読むと…なんとなく先が読めたような。でも読みたい。
読むぞ!

あ、でもたしかに。10巻のレビューにあった、10巻でのショックをやわらげる意味では「ちょっとここでコマーシャル」じゃないけど「ちょっと外伝」という気持ちを落ち着かせる効果はあったかも。
9、11と連続で読んでも問題ないくらいなのだけど、大人でもかなりの衝撃だったから、そうだね、これでよかったのかも。

ダレン・シャン 10 精霊の湖



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2004年09月02日(木) 鎌田慧『せめてあのとき一言でも』草思社★★☆☆☆

せめてあのとき一言でも―いじめ自殺した子どもの親は訴える
鎌田 慧
草思社 (1996/10)

副題は、「いじめ自殺したコドモの親は訴える」。
1996年に書かれた本。
いじめで自殺した12人のコドモの親の訴えのルポです。

いじめに気づいてやれなかった自責の念。
真実を隠そうとする学校。
明らかにしようとすることで、被害者から加害者の目を向けられる苦痛。
なかったことにしようとする、周囲の空気。

コドモを亡くした(殺されたといってもいいでしょう)親や兄弟姉妹のコドモたちが、追いつめられていく孤独感が伝わってきます。

出版から8年。
いじめを苦にした自殺は減ったのでしょうか。
いのちの尊さを学校現場では教えようとしているのでしょうか。
家庭ももちろん大事な役を担っている。
地域も。

自殺者全体は増加しています。3万人を越えています。
自動車事故の死者よりも多いです。

私自身鬱病で、死が頭から離れなかった時期があります。
独身だったら、迷わなかったかもしれません。

コドモは死を選択しちゃいけない。
逃げればいい。
それを、親が、大人が、誰だっていい。
助けられるような仕組みであればいい。
どうしたらいいんだろうね。

私が保健センターを見つけたように。家庭100番をみつけたように。神経科を受診できたように。
こどもが容易に助けを求められるように、そして『開かれた学校』であるように。祈るばかり。

せめてあのとき一言でも―いじめ自殺した子どもの親は訴える



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