活字中毒のワタシの日記

2005年09月15日(木) 本間 正人『できる人は1週間を「168時間」で考えている―バランスよく時間を管理する技術』★★★☆☆

できる人は1週間を「168時間」で考えている―バランスよく時間を管理する技術
できる人は1週間を「168時間」で考えている―バランスよく時間を管理する技術
本間 正人
中経出版 (2004/10)

本書が教えてくれるのは、

時間をうまく使い、よりよい人生を送るための一つのコツ。

で、そのコツとは、

1週間を7日ではなく、168時間と考えてみること。

1日で考えると使える時間はわずかに感じて、仕事から帰って家事をして、それからでは何もできない、とあきらめてしまう。
でも168時間を仕事や家事や睡眠や通勤や趣味などに分けてみると、使える時間
は意外とあることに気づく。

バカに出来ない通勤時間に外国語の勉強をしたり。
一日15分のCNNニュースを聴くことも、毎日続ければ一週間で1時間15分したことになる。

また、時間ではなく分で考えてみると10080分。
このオマケのような80分を、ちょっとした特別なことをするのに使うとしたら。

例えば花屋さんで苗を買う。
それを植えてみる。

片付かない2階の部屋から、ゴミ一袋を出す。

写真の整理。

グリーティングカードを贈ってみる。

そんなちょっとしたアクセントを入れる事で、その1週間がちょこっと光る。

だらだらと日々を送ってしまっていて、ちょっとなんとかしたいなぁと思っている人におすすめの一冊です。

時間配分についての示唆もためになったけれど、私にはストレスについてのアドバイスがとても参考になった。

毎日を、そして人生をいきいきと過ごすために、ストレス発散はとても大事。

ストレスマネジメントの5原則というのを忘れないようにしたいと思った。

何かというと。

1全体性の回復

普段使わない場所をつかい、リラクゼーションにつなげる。
目の酷使の場合(仕事でパソコン使用しまくりの私もプログラマーの相方もまさにコレです。読書も大好きだし…ああ目のストックが欲しい)、目を閉じて音楽を聴く。


2非日常性の原則

日常と違う事をしてみることが有効。
違う道をとおる、美術館、音楽会、など日常の仕事や生活空間と違うところに身を
置く。
旅は最適。
ハレとケでメリハリをつける。

3洞窟願望

刺激が慢性的に高い状態が続くと影響を受けすぎてストレスに。
外界から遮断されて1人の空間にいたいと思う。
人間関係のわずらわしさをストレッサーと感じる人に。
1人で本を読む、音楽を聴く、ゲーム、パチンコ。
それに集中している時は、外部のことを一切忘れている事が多く、没入することで
外のわずらわしさを忘れられる。

4創造活動

外からの刺激に対応している状態から、自分の内側にある創作欲求を活かすことで
ストレスを発散させる。
リラックスにはリラクゼーションと、リクリエーションがあり、創造活動はまさに後者。

5カタルシス

医学用語で「ためこんでいたものを放出する」。
大声を出す、涙を流す、ものを捨てる。
映画をみて、本を読んで涙を流す。

これを読んで、ちょっと計画立ててみました。
面倒なのは後回しにしちゃって、予定が後ろにずれこんでいるので今日はそれをだだだっと片付けたいと思います。

できる人は1週間を「168時間」で考えている―バランスよく時間を管理する技術



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2005年09月12日(月) 浅田 次郎『蒼穹の昴〈下〉』★★★★☆

蒼穹の昴〈下〉
蒼穹の昴〈下〉
浅田 次郎
講談社 (1996/04)

出版社/著者からの内容紹介
愛と権力のドラマ、頂点に。魂をうつ歴史超大作!

落日の清朝には領土を分割せんと狙う列強の牙が迫っていた。
科挙進士の友とも別れ、西太后の側近となった宦官の春児(チュンル)は、野望渦巻く紫禁城で権力をつかんでいった。

ということなのですが…印象に残った点。
読んでないとわからないと思いますが、こんなことを感じながら読み進めました。

プレジデント・リー、かっこよすぎます。

あの地の返還(ちょっと前にありましたねぇ)につながる会談に、ああっと驚き。

爆破事件、はらはらしました。こどもをかばった彼、痛ましい。

リンリンの恋、切ない。

最後の気づき、重い。

どこまでが実在の人物???
歴史って面白い!とこのトシになって実感。

春児をかばう宦官たち。上巻で春児を慈しんだ元宦官たちの人情もよかったけれど、このシーンは痛快!の一言。

栄録の悪運、どこまで続く?見事な悪役ぶり。

天才カスチリョーネの遺蹟、いくつかの謎が書簡によって明かされる。
うまいです。

読み終えて、清の終焉まで見届けたいという気持ちになりました。
疲れたけれど、骨太な、良質なドラマの渦中にいた気持ちになれました。

どこまで史実に基づいていてどこからが空想なのか。
知りたい、知りたい。

と思ったら…主役を変えて、続きあり。
幽閉された皇帝・光緒帝の愛妃、珍妃の暗殺を題材にした宮廷ミステリー。
読みたい読みたい。
珍妃の井戸

蒼穹の昴〈下〉



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2005年09月04日(日) 浅田 次郎『蒼穹の昴〈上〉』★★★☆☆

蒼穹の昴〈上〉
蒼穹の昴〈上〉
浅田 次郎
講談社 (1996/04)

初めての浅田次郎。

たぶんこの本が最初でよかったんじゃないかと思う。

大作です。

最初は漢字が多いし読めへんし(バカ)、登場人物多いし、猛烈な貧困だし暗いし、難しーという感じだったのですが、後半を超えてからぐぐっと面白くなってきました。

舞台は科挙があったころの中国、晩清。
貧農の息子春児(チュンル)は貧困の中、牛の糞拾いで日々のたつきを辛うじて得ている。
一方彼の亡くなった兄の友人だった郷紳(庄屋さんみたいなもの?)の次男の梁文秀。

西太后の過酷な政治が続く中で二人が生き抜いていく様が描かれています。

無知な私は宦官のしくみや事実(どこまでホントかわかりませんが)に感心し、おそらく創作である西太后の内面や後宮の内幕を覗き見した気になり、時や空間を超えたつながりに畏敬や切なさを覚えたり、とても楽しかったです。

激動の時代をどう生きていくのか。
清という国はどうなっていくのか。

めっちゃ下巻が楽しみ!
希代の占い師白太太(パイタイタイ)に死んでいたはずだと占われた春児が自らの手で人生を切り拓いていく様子がたまらない。
がんばれチュンル!と応援したくなる。

またこのパイタイタイのおばーちゃんもいいんだ。

というわけで、蒼穹の昴〈下〉に続く。

蒼穹の昴〈上〉



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