活字中毒のワタシの日記

2006年02月22日(水) 植野 正子『“夫婦で”“ひとりで”いますぐ1000万円貯める―大切なお金を、減らさないで貯める・増やす』★★☆☆☆

“夫婦で”“ひとりで”いますぐ1000万円貯める―大切なお金を、減らさないで貯める・増やす
植野 正子
ぱる出版 (2005/01)

お金の行き先には、3つのパターンしかない。

つかう、たまる、ふやす。

うーむ、ふやすつもりがへらしてる私は、つかうばっかりってことか…。

派遣で働きだしてようやくたまる、もできそうかと思ったら車のローンがのしかかり…。
なかなか通帳眺めてにまにま、というわけにはいかないようです。

でも、『必要なだけあるのが幸せ』だと最近思うようになったから、あんまり悲観はしてないです。恵まれてますし。(派遣の時給は安いが)

この本を読んで、よっしゃ1000万!という気分に私はなりませんでした。
おそらく、この本がアドバイスしてくれていることを、すでにやり始めてるからだと思う(やれてないにしても、頭ではわかってたり→だめじゃん)。
財形とか分散投資とか学費とかリスクヘッジとか、知ってることばかりだったので、もう少し掘り下げた情報が私は欲しかった。

ただ、これからなんとなく考えなくちゃいけないんじゃないか、というこれまで考えたこともない人にはよい本かも。
マネーの入門書としては明解でよいと思います。

お金の流れを知り、計画の大切さ、実行(ここは私も学ばねば)につなげるには何からすればいいのか、アクションを起こすきっかけを得る。

先日読んだ村上龍の『おじいさんは山へ金儲けに―時として、投資は希望を生む』に出て来た鶴の恩返しの青年への言葉が思い出される。

知識がなかったこと。
無知だったこと。

得たい物を得られなかったこと、失ったことは、それが原因。

知識はつけられる。知恵となると難しいけど、何もしなければ無知のままだ。

私はいやだから。
結果的に無知と変わらない程度だとしても、無知でないよう努力はしたい。

と、1000万円貯めるコツではなく、無知はイヤ!勉強しようというモチベーションをもらった一冊でした。

“夫婦で”“ひとりで”いますぐ1000万円貯める―大切なお金を、減らさないで貯める・増やす



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2006年02月21日(火) 村上龍他『おじいさんは山へ金儲けに』★★★☆☆

おじいさんは山へ金儲けに
おじいさんは山へ金儲けに
村上 龍 はまの ゆか 山崎 元 北野 一
NHK出版 (2001/08/25)

昔話が教える、賢くお金とつきあうためのポイント集。

楽しく読みましたー。

宇宙からの物体と戦うかちかち山。
前向きな浦島太郎。
なんだか切ない一寸法師。
愚かさが痛い、わらしべ長者。
ちょっと素敵な、笠地蔵のおじいさん。

11の昔話を村上龍が面白く書き下ろし、それぞれに投資で大切な教訓が示されている。
はまのゆかさんの絵がまた、合っててよいね。いとつきづきし、です。

忘れた頃に、また読み返したいと思った本でした。
昔話はもういいけど、11ヶ条の教訓は、大事だと思うから。

心に残ったところなど。

「それは違うぞ、と偉い人は言いました。
『おまえに、高い技術や、深い知識がなかった、というだけのことだ。おまえは、無知で貧しかった。それだけだ。理解できなかったとか、幸せにしたかったとか、そんなことは、何の関係もない。幸せにしたいという気持ちだけで、ほかの人を幸せにできる時代は、とっくに終わってるんだ』」(P129「鶴の恩返し」)

「しかし、お金はあくまでも手段にすぎません。お金があるからといって、必ず幸せになれるというわけではありません。お金だけで、他人が思う通りに動いてくれるわけではありません。幸せになれるお金の使い方を思いつかない人もいます。また、お金があっても、さらにお金が欲しくなって、かえって不幸になる人もいます。」(p158)

自分への戒めとしたい、とちょっと恥ずかしい思いを抱きながら読み終えました。

お金について考え始めた人、投資について学びたいと思っている人に、難しいけど読みやすくてお話が面白いのでおすすめします。

おじいさんは山へ金儲けに



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2006年02月19日(日) 板垣 康子『モノを大事にする人は捨て方がうまい』★★★★☆

モノを大事にする人は捨て方がうまい
モノを大事にする人は捨て方がうまい
板垣 康子
青春出版社 (2004/02)

整理収納捨てるテク心構え関連本好きの私(何者だ。まぁそんなことをいう人間の部屋の惨状はご想像通り)が★よっつつけました。
タイトルもうまいけど、捨て方もうまいカリスマ収納名人の著者の話は必見というか必読。

ふせん貼りまくりになりました。

「ストック品も古びます。置いておく場所にもお金がかかっていることをお忘れなく。」(p37)

「モノは何でも使ってこそ、その使命を全うさせられるのでえす。使えるモノでも使わないのなら、無いも同然。使う人に譲るとか、別の用途を考えるとか、なんとかリサイクルの方法を探るべきなのです。」(P52)

「もし、増やすことに罪悪感を持ったり、これ以上増やしてはいけないと思うなら、減らす方法をまず冷静に考えてみましょう。めどがついたら、堂々と欲求を満たしましょうよ。」(P65)

「捨て上手な人から見れば、『どうせ使わないモノを、どうしていつまでもとっておくのかしら?」と思うでしょうね。そうなんです。なぜなのでしょう?
答えは簡単。それは『使わないモノ』の『使わない期限』が読めないからです。」(P68)

「何事も『なんとなく』はいけません。この『なんとなく』が家じゅうにモノを散らばせてしまったのですから、できることから一つずつはっきりさせていくことにしましょう。」(p84)

(使うモノだけ一見してわかるようにすると)
「どこに何があるかすぐわかってラク、出し入れがラク、掃除がラク。モノが多いとこの三ラクは達成できません。」(P103)

「10年前、チャンスは必ずめぐってくると思ったのですが、しかし『着るかもしれない』程度では、着ることはないのだなあと最近になってようやく分かったのです。」(P134)

手紙や年賀状の捨て時、物(ギフトなど)との付き合い、あたりはすでに実行できていたのでわずかながら進歩した自分に少し嬉しくなった。

一冊読むのは大変!というあなたには、あとがきからここをプレゼント。
どうか心に留め置いておいて。

「『捨てる』という行為は、その物理的行動が大事なのではありません。悩みながら、せつない思いを抱きながら捨てていくことで、『自分にとって必要なモノ』の姿がはっきりしてくるから、価値があるのです。」

安易に買わない。
安易に置かない。
安易につめこまない。

自分が買って嬉しいもの。
置いて気持ちいいもの。
落ち着くもの、安らぐもの、ほっとするもの、幸せな気持ちになるもの。

そういったもの(だけ)に囲まれて、幸せに暮らすために、選び、捨て、残す。

書いててモチベーション高まってきた!
先日スクラップブッキングを始めようと思って、写真の整理に取りかかりました。
ごっそり捨てた写真。
え?こんなに抵抗も心残りもないもんなの?とやってみて思った。
まだまだブッキングするためには半減どころじゃなく4/5くらい捨てないといけないんだけど、がんばるぞぅ。

笑ってしまったところは135pからの「断じて不要なものリスト」。
私、ありまくり。
これ捨ててったらまたすっきりするんだろうなー。よっしゃやっぞ。

ちょこっと紹介。

OL時代のスーツ。
3年前の編みかけのセーター。
片方だけになってしまたピアス。
留め金の壊れたネックレス。
化粧ポーチ。
弁当についてくる割り箸。
5年前に買ったロードマップ、観光地図。
写真ネガ。
本体がないのにとってある取り扱い説明書。
(先日うちにはないエアコンのを捨てました)
なんの製品かわからないコード。
(あるある!)
食品についてくる調味料。

捨てる名人、モノを大事にする名人になろう。

モノを大事にする人は捨て方がうまい



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