活字中毒のワタシの日記

2008年06月21日(土) 山口 絵理子『裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記』★★★★☆

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)
山口 絵理子
講談社

たくましいの、たくましくないのってもう、驚きました。

ステキな女性です。

あきらめないこと、ビジョンと行動はどちらもなければいけないんだ、それがあればこんなステキな結果を生み出せる、という思いが伝わってきました。

そしてバッグも素敵。

凹んだ時に読み返して元気をもらいたい一冊です。

山口さん、ありがとー。



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2008年06月15日(日) 熊谷正寿『一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法』★★★☆☆

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
熊谷正寿
かんき出版

心に残ったところ。

「生涯の夢に大きな目標の旗を立て、そこまでのプロセスにおいて大事な通過点に中くらいの目標の旗、この旗から旗の各区間に小さな目標の旗、さらに小さな目標の旗の間にもっと細かい目標の旗……こんなふうにたくさんの旗を立てるのが熊谷流なのです。」(p99)

「『ポイントは何だ?』
を口癖にして『ポイント集中』を習慣化すると、仕事に、ひいては人生にプラスになる『いい自動思考』が生まれます。これが非常にいい習慣であることは、私が保証します。」(p106)

人は自分に起きた事実を「運命」と考える人と、「選択の結果」と考える人にわかれると筆者はいいます。
後者はその事実を前に無力感に襲われたりあきらめてしまいがちなのに対し、後者は「自分に解決できない問題は起こらない。ならば解決できるはず」と考え、前向きに取り組むと。

「『学ぶとは、いかに自分が知らざるかを知ること』」(p109)

「『礼儀正しさに優る攻撃力はない』」(p120)

感謝の心の大切さ。

「何も努力と言っても、さほど難しいことではありません。イヤな思いをさせられた理由が何であれ、そこから学ぶべきものが何かあるはずです。ムリヤリにでもそれは見つけ出し、『教えてくれて、ありがとう』と思えばいいのです。」(p126)

「ようするに、人の欠点をあげつらうのではなく、よい面だけを見る習慣ができれば、心は自然と感謝するようになるのです。」(p126-127)

一番響いた『整理整頓でモノ探しの時間を排除する』の項。

「探し物をする時間をなくせば、年間百五十時間の労働時間を得られることになります。これはかなり、節約しがいのある時間です。
では、なぜモノはよく、どこかへ消えてしまうのか。理由は明快。モノをしまうときに、きちんと整理整頓しておかないからです。
これができない人は、『整理整頓なんかに時間をかけられない』と言うかもしれませんが、探す時間に比べたら大した時間ではないはずです。というより、モノをあるべき場所にしまう習慣があれば、とくに整理整頓に時間を割かなくてもOKなのです。」(p166)

できる人はシンプルな原則を身につけて、それを実行しているようです。

できてることの方が少ないけれど、「そうそう!」と思える自分になってきたことを今はよしとしたいと思います。

小さな目標を積み重ねて、大きな目標を達成する。

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
熊谷正寿



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2008年06月14日(土) 崎山 みゆき『10年後の名刺―「なりたい自分」に近づくためのヒント』★★★☆☆

10年後の名刺―「なりたい自分」に近づくためのヒント
崎山 みゆき
リヨン社

心に残ったところ。

自己実現を果たすコツは、段階を踏むこと。
焦らず、ゆっくりと。

「それから第四欲求を満たしましょう。そのためには、職場や家庭で『あなたがいてくれてよかった』『あなたに頼んでよかった』と言われることをするのです。一言で言うと、『ありがとう』と言われることです。」(p117)

「新しいことを始めるには、かなりの時間と体力、知力が必要になります。『なりたい自分』になるという経験を、今までに何回もクリアしてきた人であれば、三つでも四つでも並行してできるかもしれませんが、初心者は、まず一つに絞ってやり方のコツをつかみ、『達成した』という自信をつけることのほうが優先です。」(p128)

やりたいことを絞る方法。
三つの条件をクリアしているか。

「一つ目は、『自分が好きなこと』、二つ目は『自分ができること』、三つ目が『人から求められること・喜ばれること』。これらを満たすものに絞ることが、『自己実現』を可能にするための条件です。」(p128)

小さな成功を繰り返していくことで自信を持てるようになる。
大切なのは、できた!という自信と、できるかも、という自己効力感だと著者はいいます。

スタンフォード大学のアルバート・バンデューラ博士によって提唱された概念、セルフ・エフィカシー(自己効力感)。

困難な状況に対しても、積極的に立ち向かえる前向きな気持ち。

これは今もっていなくても、身につけることができると。
どうすればいいかというと、小さな成功体験を積み重ねることだそうです。

やりたいことが絞れない、選べないという人へのアドバイス。

「そんなとき、試していただきたいのが『消去法』です。つまり、捨てるものの方から選んでいくのです。(略)
やりたいことがたくさんある方は、『やらなくてもいいかな』と思えるものを、まずはそぎ落としていきましょう。」(p141)

「たまには『捨てる』ことを練習するのも大切なのではないでしょうか。『捨ててしまう』ということから、新しい発見をすることもしばしばあるからです。」(p142)

目標設定と、今自分の立っている場を知るというのはどちらもとても大切。
両方把握できた上で、次に大切なのは、「今、何をするべきか」。

最初の一歩を踏み出すためには、最初の一歩はどうやったら踏み出せるかを知ること。具体的に、この靴を履いて、どちらの脚からどちらの方向へ踏み出せばいいか、ぬかるんでいたらそっと、すべりやすそうなら慎重に、荒れていたら靴を変える、そういうことも理解できればまず一歩、が踏み出せる。

行動をためらっている時間がもったいない。
一歩、また一歩を踏み出して、変わっていきたい。

人に公言することのメリット。

「一つ目は、『頭の整理』です。自分が漠然と描いていたことでも、言葉にする、文字にするということを通じて、はっきりします。
二つ目は、『協力者が得られる』こと。頑張っている人には、応援しようとして、たくさんの人や情報などが集まってきます。
三つ目は、『実現性が高くなる』こと。人に言うということは、相手と約束をするという意味を含んでいます。話してしまった手前、途中でやめずにやっぱり頑張ろうかな……という気持ちが起こります。」(p147)

10年後の名刺。

私も作ってみようかな。

10年後の名刺―「なりたい自分」に近づくためのヒント



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