活字中毒のワタシの日記

2009年11月05日(木) 劇団ひとり『そのノブは心の扉』★★★☆☆


劇団ひとり『そのノブは心の扉

心に残ったところ。

ネガティブな出来事に反応する駄目ナルシスト。

「考えてもみてください。勝利と敗北、どちらが簡単でしょうか。明らかに敗北です。つまり駄目ナルシストになれば敗北でさえ喜びを得られるのです。(略)どちらに転ぼうとも結局は満足なのです。」(p24)

私もなろう!駄目ナルシスト。(もうなってるか・・・)

自己啓発本を読んで何かしようと思った時。

「正直に言えば、大抵はそんなことをしても何も変わらないことが多いです。でも、そんなことはどうでも良いのです。大事なのは『変えようとした』こと。結果は無駄に終わるかもしれませんが、意味は行動そのものにあります。」(p29-30)

「いくら完璧な守備をしていても点数は入りません。点数を入れるには攻撃が必要なのです。」(p30)

ああ、そうだなーと。この言葉を聞くために、私は縁あってこの本を手に取ったんだなと思いました。
とても通勤電車じゃ読めないくらい笑わせておきつつ、こんな有益な言葉まで。
ありがとう劇団ひとりさん♪

自分を好きになろう、と。

「はっきり言って自分のことを好きになれたら人生は成功したも同然です。逆にどれだけ富と名声を手に入れようが自分のことを嫌いな人は人生を失敗していると断言できます。」(p130)

だから自己嫌悪になるようなことはしない。
高い目標を掲げてできないと自己嫌悪になるので、「自分の力量を超えた約束をしないというのも大事なことです。」(p130)

自分をしること。
自分が格好いい、と思えることをすること。
自分を好きになること。

ほんと、大事。

劇団ひとり『そのノブは心の扉



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2009年11月04日(水) 伊藤 守 コーチ21 『人を動かす10の法則』

人を動かす10の法則
伊藤 守 コーチ21 『人を動かす10の法則

心に残ったところ。

「人は話し、それが聞かれることによって、動いていける。」(p28)

「ともかく、ぼくたちが次にしなくてはいけないのは、自分がいまどうしているのか、何をしたいと思っているのかをはっきりさせること。」(p31)

「自発的な行動を促すには、まず、どのように関わるのが、その人の自発性を引き出す最も近道なのかを知る必要がある。」(p64)

チャンク・アップとチャンク・ダウンの重要性。

「行動を起こせるかどうかは、言葉と意味がどれだけ一致するか、言葉とイメージがどれだけ一致するかにかかっている。」(p91)

チャンク・アップで目指す方向、ビジョンを確認し、チャンク・ダウンすることでイメージを作りやすくし行動にうつしやすくなる。

「褒め言葉は人を動かす力を持っている。」(p146)

アクノリッジメント(相手を褒めたり承認したりすること)のコツ。
・事実を知る。
・見たものをはっきり言葉にし、伝える。
・それが伝わり受け入れられるのを待つ。

スタンスは、youとIとWeの三通り。

「人は、安心感によって動く。何かを始めるときも。途中、挫折して、立ち止まってしまったときも。」(p152)

「ぼくたちは、絶対にひとりではやっていけない。やっていく必要はない。」(p154)

伊藤 守 コーチ21 『人を動かす10の法則



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2009年10月25日(日) 小野 裕子 『夢をかなえるファイリング―整理・整頓は人生を変える 』★★★☆☆


小野 裕子 『夢をかなえるファイリング』(楽天)
夢をかなえるファイリング―整理・整頓は人生を変える』(Amazon)

ファイリング・コンサルタントの小野裕子さんの著書です。
心に残ったところ。

「分類をする場合は、ファイルを『細分化する』のが目的ではなく、『まとめる』ために行うという点に注意します。」(p57)

わける、ではなくて、まとめる。グルーピングですね。

それに役立つのが分類の五原則。
(統合、漸進、相互排除、並置、一貫性)

「ファイリングシステム導入の手順。
1.不要文書を廃棄し、ファイル調べ表を作る
2.ファイルの適正化をはかる
3.ファイルを分類する
4.ファイル基準表を作る
5.ファイルを切り替え、キャビネットに収納する
6.書庫へのオキカエ作業をおこなう」(p64)

ファイリングシステムの維持管理について。
システムは導入がゴールではなく、スタートであると認識する。
維持管理するためのルール。

「1.文書を私物化しない。
2.利用した文書は正しく元に戻す。
3.基準通りに廃棄する。
4.懸案分書の所在を明確にする。
5.ファイル基準表をよく理解する。
6.勝手にファイル形式を変えない。
7.オフィスに私物を置かない。
8.毎日、退社時は机の上を整理する。」(p75)

これは過程でも同じ。
理解して、その通り行動する。ルールを守る。秩序を乱さない。
大切なこと。

「ファイリングの13のキーワード
1.目的をもつ
2.いらないものを捨てる
3.共有化する
4.基準を作る
5.流れをもたせる
6.フォルダーを使う
7.分類(グルーピング)する
8.分類したものに見出しをつける
9.優先順位をつける
10.定位置を決める
11.継続する
12.習慣にする
13.改善する」(p81)

うっかりミスをなくすための、ファイリングを生かしたコツ。

「3種類の『TO DO LIST』を使いこなす」(p95)

終了がわかるように書く、繰り延べも書く。すぐにメモする。
朝一で確認する習慣をつける。

著者が一番大切だということ。

「今までの考え方や行動習慣などを見直し、改善していくことが、実はいちばん大切なことです。」(p160-161)

上手に買い物するためのコツは、P161に。
(自分の価値観でモノを選ぶ、ときに「ノー」を言う強さをもつ、ストレスは解決するなど)

我が家のファイリングはまだ”手つかず”な状態。
この本で紹介されていた大分類、中分類、小分類に分け、ファイルボックスとフォルダで家族誰でもわかりやすいファイリングにチャレンジしてみたいと思います。

ファイリングで、モノも時間もお金も人間関係も気持ちも頭もスッキリ整理された状態で、気持ちよく暮らしていきたい。
そのためのノウハウが詰まった一冊でした。

小野 裕子 『夢をかなえるファイリング』(楽天)
夢をかなえるファイリング―整理・整頓は人生を変える』(Amazon)



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