2010年10月15日(金) |
片づけられない女たち |
メモ。
「『豊かな生活を送っている』とは、ストレスが消えたという意味ではない。部屋が片づくようになったということでもない。常に周到に作戦を立て、必死で努力しなくても大丈夫だというわけでもない。 私にとって、ADDをかかえたままで豊かな生活を送るということは、<欠点にばかり囚われるのをやめて、自分の長所や得意分野を中心に考えるようになり、選択肢がが広がった>ということを意味する。」(p44)
「私は学んだ。ADDをかかえたままで実りある人生を送ろうと思ったら、生活を徹底的に見直し、立て直さなければならない。恥や罪の意識を克服し、手放さなければならない。治療を受けても、やはりまだ少しだらしなく、忘れっぽい自分を受け入れなければならない。そのためには、目標となる<理想像>も見直す必要がある。」(p45)
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