活字中毒のワタシの日記

2011年05月14日(土) 『上手な「悩みの整理」術』

上手な「悩みの整理」術
諸富 祥彦 『上手な「悩みの整理」術

「パワー・オブ・フローは、よく、夢中になって仕事をしているときに訪れます。夢中になっていると、ふっとひらめくものがある。『こっちだ』『こっちだ』とささやく声を感じる。そんなときこそ、運がこちらに向かってほほえんだ瞬間なのです。」(p85)

プランド・ハップンスタンス・セオリー。(計画された偶発性理論)

「『偶然を味方につけている人』はみんな、実は偶然の出会いや出来事が起きやすい行動を、積極的かつ計画的にとっているというのです。」(p88)

そのためにはどうすればいいかというと、ココロのアンテナを高くすることと、積極的に足を運ぶことだと。(p89)

「たった一つでもいい。自分を癒す言葉を見つけておくと、トンネルの中で立ち止まってしまったようなとき、出口を示すかすかな光明になってくれます。」(p102)

あなたはほんとうにがんばってますね・・・
よくやってるよ・・・
すごくいいよ、そのまんまが、いいよ

「本来、人間関係の基本、コミュニケーションの基本は『アイアムオーケー&ユーアーオーケー』です。」(p120)
カナダ生まれの精神科医、エリック・バーン提唱の交流分析の基本的な考え方。

ゲシュタルトの祈り。フレデリック・パールズ。

わたしはわたし。あなたはあなた。
わたしはわたしのことをやり、あなたはあなたのことをやる。
わたしはあなたの期待に応えるためにこの世に生きているわけではない。
そして、あなたもわたしの期待に応えるためにこの世に生きているのではない。
あなたはあなた。わたしはわたし。
もし、ふたりが出会えば、それはすばらしいこと。
出会わなければ、それはそれでしかたがないこと。

「こんなふうに自分の『こころの虫』に名前をつけることで、悩みをもたらすのは自分ではなく、自分の中に入り込んだ『こころの虫』のせいだと考えることができるようになります。
その結果、自分を責めずにすむようになり、悩みに取りつかれた苦しさから解放されていくのです。」(p186)

自分で出来るカウンセリング
1.気がかりなことを数えながら、確かめていく(p192)
2.こころの部屋に気がかりなことを置いていく(p193)
3.気がかりなことの地図を描いていく(p198)

「少し距離を置いたところから、今の自分や自分の状況全体を見る。こうして、いわば自分を『俯瞰する目』を持つことができると、こころの状態の回復が早くなってきます。」(p201)

「真の『自分との対話』とは、自分に語りかけることではありません。そうではなく、逆に、自分のこころが自然に何かを語り出すのを待ち、その声を聞いていくことなのです。」
(p210)

上手な「悩みの整理」術』(楽
天)
上手な「悩みの整理」術



ジャンルでまとめました→
読んで捨てる片づける整理する掃除する!
ジャンルでまとめました→本を読んで町へ出よう。
ブログ→捨ててスッキリ。キレイに暮らす。



2011年05月13日(金) 辰巳渚『親子で片づけが上手になる!』★★★☆☆

親子で片づけが上手になる!―整理のコツを覚えれば頭もよくなる
辰巳渚『親子で片づけが上手になる!

「『収納場所が多ければ、すっきりするはず』という思い込みが、物を死蔵する場所を増やしていると言えます。」(p65)

「物としては立派に『使える』けれど、本人が『使わない』物ならば、それは持っていてもなんの役にも立ちません。それどころか、物としての用途を果たせないのだから、持っているのは物を粗末にすることとも言えます。」(p69)

親子で片づけが上手になる!』(楽天)
親子で片づけが上手になる!―整理のコツを覚えれば頭もよくなる



ジャンルでまとめました→読んで捨てる片づける整理する掃除する!
ジャンルでまとめました→本を読んで町へ出よう。
ブログ→捨ててスッキリ。キレイに暮らす。



2011年05月12日(木) 嘉門 達夫『た・か・く・ら』★★★★★

た・か・く・ら
嘉門 達夫『たかくら

嘉門達夫さんの親友が突然余命三ヶ月、との衝撃的な電話(2ページ目で出てきます)から始まる、「高倉まつり」の顛末。
久々に泣ける本に出会えました。

相方も会社で読もうと持っていきましたが、「泣けるから無理」と伊坂幸太郎「魔王」に替えてました。

「会は盛況だ。
みんな事情はわかっている。
悲しもと、どうしようもない現実をそれぞれの分量、優しく抱えてくれている。」(p155)

「みんなに愛された義和は とにかくオモロイ事が好きだった
高倉義和の生き様を 讃えて笑って送り出そう!

ゆけ!ゆけ!高倉義和!!ゆけ!ゆけ!高倉義和!!
憎めないアホな男だ どんとゆけ!!」(p171)

「静止画の遺影から、DVD映像に切り替わる。
画像の高倉が喋り出す。

『今日はみなさんよう来てくれはりました!
ちょっと早かったですが、先逝っときまっさ!
むこうで旨い店とか、オモロイところとか、探しときますんで、
みなさんも落ち着いたらゆっくり来て下さい』」(p190)

この後が一番ぐっと胸がつまる箇所でした。きっと相方は号泣。

思い出話で笑いが途切れる事がない。
ほんとにオモロイ方で、周囲のみんなもオモロイ人で。
それって素敵だなあと思いました。

ほんまにありがとう、ほなお先!

その時がきたら、私もこれで。

この本の表紙も、読み終えるとじーんときます。

たかくら』(楽天)
た・か・く・ら』(Amazon)



ジャンルでまとめました→読んで捨てる片づける整理する掃除する!
ジャンルでまとめました→本を読んで町へ出よう。
ブログ→捨ててスッキリ。キレイに暮らす。


 前回読んだもの  これまで読んだもの  この後読んだもの



あなたは 人めの活字中毒さんです
まき [MAIL] [捨ててスッキリ。キレイに暮らす。]
[本を読んで町へ出よう。]

Google