活字中毒のワタシの日記

2015年05月05日(火) 内田彩仍『手しごと、家しごと』★★★☆☆


内田彩仍『手しごと、家しごと

「朝の時間を幸せに過ごせたら『今日もきっとうまくいく』。いつからか、そう思うようになりました。朝の心のもちようで一日が変わる気がします。だから朝ごはんは大切。パンと野菜とヨーグルト、あれば果物も。それにコーヒーか紅茶を淹れて。目でも楽しめるよう器はどれにしようと考えるところから、朝の支度が始まります。」(p97)

ていねいに、心穏やかに過ごしたい。
過ごしてみよう、と思える素敵な一冊でした。

内田彩仍『手しごと、家しごと



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2015年05月01日(金) 岡崎杏里、松本ぷりっつ『笑う介護。』★★★★☆


岡崎杏里、松本ぷりっつ『笑う介護。

漫画のおかげで、とても読みやすく、ユーモアに昇華されたのも伝わる作品になっています。

その心境にいきつくまでの、筆者のご苦労やストレスや苛立や疲労、空しさ、絶望を思うと、自分だったら乗り越えられただろうかと疑問に思うほど、状況は壮絶。

介護マラソンを、愉しみながら走り続ける著者の強さがとてもまぶしく希望の持てるエンディングでした。読めば励まされる、そんな一冊。

まさに夢が叶った瞬間である。まさか、あのつらい日々が報われる日がくるなんて、思ってもいなかった。人生にはムダなことなんてないのだ。(p204)

つらかった日々は、私に大きな夢と、夢を叶えるチャンスを与えてくれた。
どんな暗闇にもいつか必ず、光が差す時がやってくる。その光をしっかりと受け止めると、不思議と前向きなことが次々と心に浮かんでくるのだ。すると、身の回りにラッキーなことがたくさん起こる。ひとつの小さなきかっけ(講座に通ったこと)で、私の人生は大きく変わり始めた。そして夢の第一歩が、今、この本となった。
この本を読んだあなたが、、一瞬でも「介護」について考えてくれたらうれしい。
なぜなら、その日はなんの前ぶれもなく、突然やってくる。ここに書いてあることは決して特別なことではなく、明日、あなたに起こることかもしれないから。(p208)

ほんと、明日は我が身!

岡崎杏里、松本ぷりっつ『笑う介護。



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2015年03月25日(水) くわばたりえ『あなたが生まれてから』★★★★☆


くわばたりえ『あなたが生まれてから

かつての自分を思い出し、ちょっとうるっときました。
悩める、育児に真摯に向き合う多くのママに彼女のメッセージが届くといいと思う。

メモ。

「がんばらんでいいと思う。
手を抜くことをがんばればいいと思う。
わたしがそうやから。」(p58)

「私も人間なんです。
手を抜くときがあってもいいやんか。
すべてを完璧にするのが母親じゃない。

母親でいたいから、子どもの前で少しでも笑っていたいから、
手を抜かせてください。」(p58-59)

「しんどくてイライラしながらごはん作って
怒鳴りながらお風呂に入れるより、
わたしが子どもなら、
イライラ母さんより、
笑ってる母さんの方がいいもん。

だから、子どもに最低限することと言われたら
笑顔で『大好きよ〜。大大大好き〜』と抱きしめる。
これがいちばん大切なんかなぁ?
と最近思う。」(p71)

「でも今、少しわかるようになった。
ひとりでがんばったらアカン。
しんどいときはしんどいと誰かに言う。
隊長のときにこれができればよかったと、今になって思う。」(p100)

「『お母さんの笑顔がいちばん」とよく聞くから、
実験してみました。
本当にお母さんの笑顔が
いちばんやった。
(略)
隊長が赤ちゃんのとき、
めっちゃ泣く子やった。
わたし、しかめっ面やったんやろうなぁ。」(p103)

「どうしたら笑ってくれる?

怒らずに、教えてください。」(p113)

父親がどうあるかも、ものすごーく、大事!

くわばたりえ『あなたが生まれてから



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