TWILIGHT DIARY
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今日は、取り寄せた雷蔵の文庫本「市川雷蔵かげろうの死」が届き、 本屋に取りに行った。 開いて見たら、雷蔵の他に、田宮二郎、中平康監督も取り上げられている。 何ページか読んだが、あまりに悲壮感たっぷりで、 取り寄せてしまった事を、ちょっと後悔した。 フランクルの「夜と霧」を、つい買ってしまった時と少し似ている。 興味深いのだが、重い事この上ない。 平常心で読みきれるだろうか。ちょっと自信がない。
さて今日は、神戸の震災の時、 ちょうど向こうに赴任していた方のお話を聞いた。
電気もガスもない。 電話をかけたくても、かけられない。 お金があっても、欲しい物が買えない。 幸い、釣り好きで、冷凍庫に鯛がたくさんストックしてあったそうで、 真冬も幸いし、鯛は少しずつ自然解凍されて、 毎日、米とお刺身の生活だったそうだ。
そんな生活をしたお陰で、「無人島でも暮らせるような気がする」そうだ。 「いいよね〜。無人島。」 「そ、そうですね。」 私には、無人島で暮らせる自信がない。 自然が好きなようで、丸腰で厳しい自然に身を置く自信がないんである。
でも一日ぐらいだったら、帰れる保障付きなら行ってもいいかな?と思う。 私の自信なんて、そんなもんである。
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