TWILIGHT DIARY
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今日、仕事の合間に南3条通りの茶譜(チャプウ)という中国茶専門店に行って来た。 階段を上がり、店内に入ると、まず茶器の品揃えに圧倒された。 多様な柄、鮮やかな色。
絵付けは、見ているだけで愉しい。 ランチュウ、蓮、龍、蜻蛉、古代唐草など美しい絵柄がたくさん。 幾ら見ていても、見飽きない。 どれも、アジアな良い色具合なのである。
メニューに「岩茶大紅袍」があったので頼んでみる。 大紅袍は幻のお茶と言われおり、 まさか、札幌でお目にかかるとは思ってもいなかった。
本来の大紅袍は、樹齢400年の三本の茶樹であるが、 そこから枝が接木され、岩肌で栽培されていると聞くが、 ついぞ、その名前のお茶が、販売されているのを見た事がなかった。
茶譜の従業員の方は、丁寧に中国茶の入れ方を説明してくれた。 茶海に入れたお茶を聞香杯に注ぎ、そのお茶を茶杯に移し、 聞香杯のお茶の香りを聞く。 茶壷(中国風急須)にお湯を注いだ後、一煎目は45秒、二煎目は30秒、 三煎目は45秒、その後は一分間待つ。 家でやると、ついアバウトになりがちだが、 こうして説明して頂くと、非常に有り難い。
カウンターの後ろにある、大きな硝子の浄水器のようなものが気になったので、 訊いてみたら、オリジナルの浄水器だそうである。 中に、麦飯石という浄水作用のある石が入っている。
美味しい大紅袍に満足して、帰りに、大紅袍を含むお茶三種と、 横浜で作られた中国菓子を買った。 中国茶は何と50種類を常備しているそうで、また、ぜひ寄りたいと思っている。
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