TWILIGHT DIARY
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2002年10月12日(土) |
日本橋木屋 味の道具揃え。。 |
今日は、ある事情があって、お杓文字(おしゃもじ)を探しにデパートに寄った。
ある事情とは、何か。 それは私が、家族が食べる白米とは別に、 発芽玄米入りのご飯を炊いているからである。 以前、発芽玄米を炊いていた時に、家族の中に嫌うものが出たので辞めた。 だが、私には体調がすこぶる良くなる食べ物であるので、 現在、一人分だけをガスを使い、小さな土鍋で炊いている。
玄米ご飯を一度混ぜたあと、洗って白米の方に使うが、 私は、玄米を釜飯のように、炊き込みにする事が多い。 どうも、匂いが白米に移るらしい。クレーム(笑)がついた。 それで今日は、お杓文字探しなのである。 先日丸井デパートが改装して、家庭用品も充実していたようなので、行ってみた。
行ってみると、日本橋の木屋の「味の道具揃え」という、 どちらかと言うと、和食用の調理器具や、 和食に欠かせない小物類のラインアップが、ぞろりと揃っている。 木屋は、本来、刃物専門店らしいが、なかなかの品揃えで驚いた。 大きい鍋用の木べら、菜箸、天麩羅の衣の溶くための専用の太い箸。 漆塗りにも使われるという、裏ごし用の、繊細な薄い形の木べらもある。
目当てのお杓文字。 檜(ひのき)を、手彫りのように削ってあり、惚れ惚れする。 小さいのが300円、中位のが350円。リーズナブルで、「買い」である。 他に、ずっと探していた七味用の木の匙。(さながら、大きな耳掻き。) 食卓に乗せても、見劣りしない、赤銅の薬味用おろし金を購入。 おろし金から、擦った薬味を集める「薬味寄せ」という、 竹で出来たミニ箒のようなグッズも購入。
さて今回、一番気になったものと言うと、それは、鰹節削り器である。 なんと、檜の立派なお道具で、大きさも大きさだが、 木屋だけに、もちろん削る刃が素晴らしい出来だが、価格も立派。 一体、どんな人が買っていくのか。色々と想像。
それは眺めるだけにしたが、何回か、ちょっと通いたい木屋のコーナーであった。
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