TWILIGHT DIARY
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| 2006年07月02日(日) |
音読って意外と大事? |
5月くらいから、DSの「脳トレ〜」と「もっと脳トレ〜」を始めたのだが、それに加えて「えいご漬け」も始めた。
中学生レベルの英語を聞き取っては書き取るのだが、不思議と不規則動詞変化を普通に覚えていたりするので、それは自分でも意外であった。 中学の英語の時間にリズム音読で憶えた動詞変化を今でも忘れないでいるのは、ほとんど九九に近い世界なのだろう。
さて音読といえば、ある時、店で救急車を呼ばなければならないことがあって、119番をかけたのだが、気が動転していたのにも関わらず、すんなり住所や電話番号を言えた。 実を言うと、それは長年やっていたラジオ番組中、店の住所と電話番号を毎回読み上げていたので、どんなに気が動転しようとも、たとえ気が遠くなっていたにしても(眠い時とか。笑)、それだけは何も考えなくとも、口から出るようになっていたのだ。
よくよく考えてみると、面白い現象だなぁと思う。 「音読→脳に認識情報を入力→言葉で出力」が、ある時、初段階を飛び越えて(音読なし→改めて脳に認識情報入力もなし→)「何かのキーワード(質問など)→言葉で出力」される。
よく時代劇の寺子屋の場面などで、子ども達が漢文を読み上げていたりしているが、あれは多分どんなに年を経ても忘れなかったことだろう。
それはまるで、音読用の脳の引き出しに情報が蓄えられて、ピッとボタンを押すだけで引き出しが開き、中から情報が「さぁどうぞ」と差し出されるようなもので、普段本人の認識が薄くても、ちゃんと蓄えられている。
脳も鍛え次第、使い次第、ということかなぁ。
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