遺書

2003年06月01日(日) レプリカ - 空想世界 -

鏡に映る世界 すべて現実とは逆周り
手を伸ばせば 掴めると思った夢
粉々に砕けて 映るのは鉛色の空だけ
いつからこんなにも穢れた?
蒼かった空はイズコへ?
寝転がり空を見上げて 下には瓦礫の山
あたり一面血の海で いつから狂った?
この地球(せかい)の歯車
気付いた時にはもう全て逆回りしていた
そして全て粉々に砕かれて
ああ 積もるのは瓦礫ばかり
いつから愛を見失った?
表だけの優しさのレプリカさえも
どこにも見当たらなくて
生み出されるのは恐怖と…悪意と…憎悪と…?
流れるのは血液ばかり
もう涙なんて流れない
雨すらも降らない
空も泣き方を忘れ 無表情のまま

鉛色の空を見上げ 思う
さようなら もう生まれ変わる事はないでしょう

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ちょっと前に書いたブツ。
[ 天羽翼 ]


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