浮き沈み日記。

2002年05月21日(火) 私の愛する夢想家へ。

夢想家は いつも夢と現実を行き来していて
狭間を見つけては孤独にさいなまれている

『夢を見るたびに孤独になるから 理想は持たないと思える力が欲しい』

私にそう告げると どこまでも広がる空を見上げた

今まで望んできた理想に夢たち 達成できたのに 手に入れたのに
気づけば心に大きな穴が開いていて 寂しさと孤独感が渦を巻いていた

夢想家は孤独と寂しさを埋めるために 表現という方法を選んだ
それがかえって 夢と現実を行き来するきっかけを生むのだけれど

今にも泣き出しそうで 原色をいっそう濃くしている空
これだけはあの頃と変わらないとつぶやいて また夢を見る

寂しさと孤独 すべて埋められることが出来たら
夢想家などやめてしまうのかもしれない

『この表現もあの表現も束の間の穴埋めにしかすぎない?』

私が問うと いつも夢想家は少し考えてこう言うのだ

『束の間の快感ほど 痛く喪失感を味わうものはない』

夢想家は いつも夢と現実を行き来していて
狭間を見つけては孤独にさいなまれている

あの頃と変わらない空を見上げて 今もまた・・・



--------------------------------------------------------------

○ありがとう。
気が付いたらカウンタが1000を廻っていました。
こんな拙い日記を見てくださってありがとう、本当にありがとう。

○ごめんなさい。
日によって明るかったり暗かったりと、読む方も疲れてしまうことでしょう。
もっと上手に書くことが出来ればいいのですけれど、、。

ここまで日記を書くということが続くとは思っていませんでした。
我ながらビックリしています。

気を張らず、自由に書いていこう。
どこにも「型」はないからね。



↑投票ボタンです。
My追加
 < 過去  INDEX  未来 >


蓮華 [MAIL]

My追加