Hungry life
目次昨日明日


2005年10月04日(火) 言葉にしたなら 君は近くなるの?

今日は半休。

本当は、あの人の滞在は今日までだった。

だから今日半休を希望したんだけど

私の誕生日まで居れるようにって、6日出発に変更してくれた。


半休だけど、色々と仕事が舞い込んできて

昨日リーダーから言われた資料を30分くらいでわーって作ったりして

慌てて会社を出た。


すぐに電話すると

「おー、終わったぁ?お前んちで寝とった」

完璧に住人やね。笑。

お母さんとお昼ご飯食べて、その後母は彼を一人にして出掛けたらしい。

家に帰ると、布団に横たわったまま漫画を読んでた。


私が話しかけても、目を閉じてるから

寝てるのかなーって思ってたら、寝たふりで。


しばらくひっついて色んな話をした。

過去を清算したいから、と言う彼の 聞きたくなかった話もされた。


今まで、この人はとても誠実と言える男ではないと思っていた。

現に、私はもう疑うことを覚えてしまった。



「あの頃は、お前の事そこまで大事にしてなかったからな…」


「じゃあ、いつ大事にしよるとさ!?」


「…今。」


「もう遅いよ…疑う事覚えてしまっとるもん、私。。」


「そうだよな、あんだけお前裏切って傷付けて今更だよな…」


本当、どーしようもないんだから。。

そんなあなたの、もうお前だけだよ と言う言葉を信じたい。












夕方、ウチを出たあの人は、1時間ほどで戻ってくるはずだったのに

4時間以上経っても戻って来なかった。

22時前、電話が鳴って、家の下まで降りると


大切なモノとお別れしてきた、って。

悲しそうに、でも平気そうにさらっと言うあの人を

私は自然に抱き締めていた。

しばらく抱き合って、また普通に家に戻る。

私だけ、何故だか涙が止まらなくて。


この人、こんな素振りしてるけど 平気なはずないんだ。

私の体に彼の腕が回された時、それがズキズキ伝わってきた。


私じゃ全てを埋めることは出来ない。

でも、精一杯、この人を支えよう。

そう 想いました。


由希 |MAILケイジバン

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