珊瑚削りと蟋蟀

2006年07月08日(土) 恐ろしい一日

12時を過ぎ、日付が変わってもまだ動画を描いている。
2時までやるよとミズノさん。
2時半まで粘って、それからAEの作業。
いつになったら音と合わせるのかな〜とやきもきして歩き回る。
6時くらいからFinalCutを起動して音合わせを始めた。
途中でAEの作業に戻る。ミズノさんは3日寝てないので1分おきに
気が遠くなってイスから落ちそうになるらしく「わっ」と大声を上げる。
半分の音入れを私が引き継ぐが、どこになにを入れたらいいか
なかなか、そう簡単には決められず、
アニメのシーンのひとつでも引っかかる単語が入っている言葉を
適当に当てはめていったら、案外楽しい作業だった。

ミズノさんの眠気を払うために4本目の眠眠打破を渡す。

10時半にラストシーンの書き出しをして
12時半にはレンダリング終える。
クイックタイムに書き出すのにHDが4Gしか空いてないからエラーが出る。
仕方ないからタクシーの車内でかき出そうと決め
マックと外付けHDとポータブルのDVDプレーヤーがないからプレステ2と
コンバーター類を抱えて会場へ。
タクシーだと南青山まで8千円ちょっとするとネットで検索したら出たが
まさに8千円ちょっとかかった。
会場に着いたら4時過ぎてリハーサル中なので、隅の方でこそこそ書き出しとDVDに焼いたり、単発の素材のまとめをした。
お客さんが入る、10分ぐらい前にプロジェクターの確認も終えた。

もう二度とこんな思いはしたくないよとミズノさんにこれをいうのは3度目だなあと思いながら呟いた。

出来た映像はやばいくらい凄かった。
モリトウさんも「しびれるくらいのアウェイ感」と興奮気味だった。
媚びない作品を作ると凄く気分がいい。


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ハトコ [MAIL]

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