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2007年09月27日(木) 恋愛睡眠のすすめ

数ヶ月ぶりに映画館に行ってきた。前に渋谷でやってたときに見れずに終わってしまった「恋愛睡眠のすすめ」がわりと近くでやっていたのです!で一人朝イチで行ってみたら・・・
館内私一人。ポツーン
平日の午前とはいえ、レディースデイなのに・・・。客は私だけと思うとちょっと贅沢な気分と同時になぜか落ち着かないもので。まあ二本立てだったので、次の映画に間に合うようにやってきた人が一時間後くらいからチラホラ入ってきましたが。

映画のほうは、ミシェル・ゴンドリー監督のその映像世界に見事にはまり込んでしまい、すごくおもしろかったです。手作り感あふれるセットや、小道具が非常に楽しい!
「かわいい」という形容はちょっと子供っぽいかしらと躊躇してしまうほど、見事な仕事で主人公の夢の世界を作り上げています。あたしもポニーのぬいぐるみ欲しい。。。
出てくる人、モノ、全てが愛らしくて、ちょっと甘酸っぱくもあり、スクリーンの中に入り込みたいな〜と思ってしまいました。公式サイトからもその世界が垣間みれます。


主人公のステファン、夢の中では恋する女性と両思いなんだが現実はうまく行かず、
だんだん夢と現実の区別がつかなくなって、困惑するステファン君&相手。
本当に、見てる私も段々わからなくなってきたんですが・・・「本当のところ2人両思いなんだよね?ただボタンの掛け違い(古い表現だな)なだけで・・・」と思ってしまった私はすっかり洗脳されしまったのか、はたまたステファンと同じく妄想族なのかあ?

ステファン役のガエル・ガルシア・ベルナル君がチャーミングで、一歩間違えればコワイ人になってしまう主人公なんだが、ふにゃ〜とした笑顔と「なんだそりゃ!」っていうオバカなシチュエーション(@夢)に思わず苦笑させられる。猫の着ぐるみを来て演奏する同僚達や、段ボールの車に駆るフィルムノワールチックな逃亡シーン、などなど。確かに夢って、起きてから思い返すとすげー馬鹿っぽい設定で笑えたりすること、よくある!!ステファニー役のシャルロット・ゲンスブールもラフだけど繊細な魅力があって相変わらずかわいかったです。

そういえばステファン君はエターナルサンシャインの主人公ともちょっと似てない?彼女への気持ちに突っ走ってるかんじが・・・。


ジャビー |MAIL