最近、町田康の本を読んでいるせいか、労働意欲がなくなった。ていうか、仕事したい気持ちは強いんだけど、世の中の不条理と自分のステイタスの、幾万通りもの方程式にもがけばもがくほど、労働してる場合じゃない、という結論に達する。てな価値志向に終結するところに、共感しちゃうんだなあ。要するにモラトリアムの正当化。 ほぼ毎日、駅前の書店に行って、しかも何も買わないものだから、店員に目を附けられているに違いなひ。黒ぶち眼鏡に黒髪っていうのは結構目立つらしい。昔はそんな人がいっぱいいたのに。いとしこいしとか。横山やすしとかさあ。ああ、漫才みたいなあ。
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