音楽療法日記

2002年12月24日(火) 錯誤と屍の印

クリスマス異母というのに、賀状刷りで悪戦苦闘。挙句に裏面を逆さまに印刷してしまいました。今のうちに断っておきます。一応ケーキなど食べる。七面鳥入手できず。
聖夜にして、よど号実行犯の生涯についての番組を見た。
世には若くしてある宗教を志す者や、自分は神仏を信じぬと無宗教を衒う者がいるが、己の道標を一つに定めてしまうのは、客観性を欠くからして、やっぱり賢明でないと思うね。
死の淵に来てようやく、自分が何者であったかが分かる気がする。長い錯誤が必要。宗教は屍の印のようなものだと思う。だから私は教徒でも、無宗教主義者でもなく、深く広い模索の中で、様々な言葉を信じたり訝ったりしている。最初から目を開こうとしないのは論外。欧米人が無宗教主義者を非難するのが分る。間違いは正せるわけであって、まだ何かを崇拝しているほうがマシという。


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