浜松町の貿易センタービルで石焼ドライカリーを昼餐してから、展望台に行こうとしたら、たった四十階の高さだというのに金を取るのでやめる。骨董市に行き、英工舎の大正時代のものと思しき古時計を発見。四角い箱型で西洋的な上品なデザインが気に入り、値切って23000円にて購入。重い荷物ができたので阿佐ヶ谷に戻ってV字直行。今日は席が空いていた。マスタに、「今日はコンサートがないから11時まで大丈夫ですよ」などと言われる。シュポアのV協、クーレンカンプ演奏の1930年録音盤などをリクエスト。 帰って早速、壁に時計を掛けてみたら、我家にピッタリ。この時鐘の響きを八十年以上前の人も聞いていたのか。乱歩の小説の中にいるみたい。
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