思うところあって...銀の

 

 

廻る廻る廻る - 2003年02月09日(日)

先日、回転寿司に行った。


回転寿司っていいねぇ。

第一に安い!
彼氏さんと2人で20皿食べて
もう一寸もお腹に入りませんってくらい
満腹になって2,400円。
1人1,200円で大満足!


第二に着いてすぐ食べれる。
座席に着いた瞬間、手を伸ばせば
そこにはお寿司が・・・。
ハラペコさんにはたまらないシチュエーション。


第三に緊張しない!
これは大きい。
廻らないお寿司は職人さんに注文する時に、
かなり神経を擦り減らすからね。

−このタイミングで間違いないか?
 聞き取りにくいと思われないよう張り上げた
 声はうわずっていないか?
 お寿司屋さんにありがちな、粋でいなせで
 話上手な明るい女の子に見えているか?−

チェックに余念がない。

というのも、
子供の頃、家族でお寿司を食べに行った時、
恥ずかしさのあまり自分で注文できず、
母親に頼んでもらっていた。
すると、寿司職人さんに、
「自分で頼みなさい」
と叱られた。
恐かったけど仕方なく、おずおずと
「は、はまち・・・」
と注文すると、
「聞こえない!はっきり頼みなさい!!」
と更に叱られ、泣いてしまった。
その後は何を食べても涙の味だった。

たぶんその職人さんは子供を子供扱いしない
優しい人だったんじゃないかと今は思える
のだけど、とにかく
「職人コンプレックス」
になってしまった。

職人さんは私にとって畏怖と憧憬の対象なのだ。

まぁでも回転寿司とはおいしさが格段に違うよね。
廻らないお寿司はやっぱ最高でしょう。

お寿司屋さんは本気の時に人格を変えて挑むけど、
回転寿司はスウェットでもいけるよ。
みたいな違いかな?



廻らないお寿司の話ばかりになってしまったけど、
回転寿司の一番素晴らしいところをご紹介。

それは、
どんどんおいしそうなネタが流れてくるけど、
何が来るかは分からないってところ。

目の前を通り過ぎてゆく色とりどりのお寿司たち。
彼氏さんが、
「夢があるね」
とつぶやいた。

うん、確かに夢がある。


もちろん、私は頷きながらも次食べるお寿司を
鷹のような鋭い目で探していたけどね。


...




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