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天狗に会いました - 2004年04月01日(木) 今日は朝から用事があったので、 出町柳から叡電に乗って修学院へと向かった。 空は晴れ渡り、少しまだ肌寒いけど、 ぽっこりとたわわになった桜が満開で 冬が終わったなーって実感した。 ココハドコダ? 用事を済ませて帰り路、ふと思い立って そのまま叡電で「くらま」を訪れた。 久しぶりの鞍馬山。 しかめっ面した大きな顔だけの天狗の像が 迎えてくれた。 山では新緑の柔らかそうな葉っぱや、 大好きな椿の真っ赤な花がとても鮮やか。 ナゼココニイルンダ? 気分よく山道を歩いているのに、 自分で思い立ってここへ来たのに、 土の匂いの中で深呼吸している自分が 不思議で仕方ない気持ちになった。 昨日、自転車で寺町丸太町を走っていた 時にも感じたことだけど、 10ヶ月以上も喧騒の中で暮らしていたなんて 嘘みたいだなって思う。 私にとって大切な経験をたくさんしたはずの 10ヶ月がスッポリ抜け落ちてしまって、 本当はずっと京都で暮らしてたんじゃ なかったっけ? なんていう錯覚に襲われる。 なんとも言えない妙な感覚。 「エアポケットに落ちたような」って こんな感じのことを言うのかな? とか思ったり。 うぐいすも鳴いている。 鞍馬の桜はまだ固いつぼみだけど、 もう少し暖かくなるのを待って 爆発しようとしている。 Q.ナゼココニ? A.それは暖かい春だからです。 あと少しここに居る自分に慣れたら 出発進行する予定。 ただひたすら前だけを見て走り続けた 10ヶ月も、 横向いて、後ろ向いて散歩している 今も、 どちらも必要だということだけは 分かる。 だから、 自分のタイミングで行かせてね。 こんな時期もあってもいいでしょ? ...
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