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メゾン・ド・ヒミコを観て - 2006年10月27日(金) 遅いんですが、DVD借りて観ました。 期待以上に良くてじ〜んときました。 で、ここで気付いたことがあります。 それは、“違い”について。 同じくこの映画を観た旦那坊主が、 「いい映画やけど、なんかうっとうし〜い」 って言ってたことを受けてです。 好きの感覚が違うのはあたりまえなので、 「うっとうしいとかありえへん」とか そういうのではなく。 彼が、「この映画の気持ちの繋がりが いまいち理解できなかった」とも言っていて 何かストンと腑に落ちました。 私には気持ちの繋がりがガンガンに響いていたので。 これまで旦那坊主と喧嘩した時に、 いっぱいいっぱい話して話して、 それでもお互い理解できない部分が確実にあって、 こんなんで大丈夫なんやろうか〜と心配に なったりもしてっていう繰り返しだったのですが、 この映画へのコメントで気付いたのです。 “違う”ってことが。 感じ方も考え方も全く違うってことに。 あたりまえのことだけど、頭では分かっていたけど、 本当には理解できてなかったんだ、私。 と、思いました。 彼はキン肉マンと天下一武道会の世界で 生きているのだ。 いや、いい意味で。(いや、マジで) 私は瞬きもせずの世界だ。 そら交差しないわな。 タッチからして違う。あ、「タッチ」は二人とも好きです。 だから、よく『あゆみ寄り』なんて言うけど、 それはお互いに近付いていくことではなくて、 お互いの違いを知って認めることなんだ、 って気がした。すごく。 他人と生きていくってことはそういうことなのか〜って 思った。 少し前、何か怖くて不安で寂しくて泣いて 旦那坊主と一心同体になって安心したいと 無様にわめいていた私ですが、ちょっと気持ちが ラクになりました。 他人は、 自分と違うから分からなくて怖いけど、 違いを理解すれば、“一緒”よりももっとその人の姿が はっきり見えるんだ。 嬉しい。泣きそうだ。 映画感想文じゃないよ。 ...
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