思うところあって...銀の

 

 

甘い病 - 2007年08月07日(火)

名前を付けてしまうと病気になってしまうことが、
ある。と、思う。
精神について。

病名をもらうと、案外、ほっとする部分もあるの
かもしれない。
自分がどうなっているのか分からないのは
何より怖いから。

それに、田口ランディの本を読んで、
時には、狂ってしまえる方が楽なことも
あるんだって思った。
だって、狂って、自分の世界の中だけに完全に
閉じこもってしまえたら、傷つくこともないから。
狂えない人間は、ただただ正気のまま
傷の痛みを感じ続けないといけない。

ま、究極の話だけど。



私も、よく病気に逃げ込んでしまう。
『甘え』という病気だ。

小さい頃に、風邪を引くと、お母さんが
林檎をすりおろして食べさせてくれた。
至福の時だった。


そういう体験からか、精神的に疲れてくると、
『甘え』病が出てくる。

病気になると、可哀想に思って
優しくしてもらえるに違いない、
と脳の奥底にインプットされているみたいだ。

恥ずかしい。


私の『甘え』病は、被害妄想から始まる。
そして、相手を攻撃する。
で、どうしようもない自分に気付いて
(もともと気付いているのだけど)赦しを乞う。
相手の愛を確かめるようなことをして、
べっとりと『甘え』を塗りたくる。
被害者のような顔をして途方に暮れる。


ほんと、どうしようもない。


一番、相手を傷付けるやり方で、
甘えるから、本当にタチが悪い。



精神的に疲れないタフさを持つには、
まだまだ時間がかかりそうなので(ってか
死ぬまでに実現できる自信もない)、
精神も、ここぞという時にだけぐっと入れて、
抜くときはおもいきり抜いて、
っていう風にしないとな、と思う。


それが柔軟ってことやね。

生真面目で完璧主義な私には難しいことやけどね。

いつも頑張ってしまうことで、
一番近くにいる人を傷付けてしまうんだから、
“抜く”ことに本気で取り組まないと!
(↑これも既にリキんでるけど…)


私が、『甘え』を病気として悪用して
しまわないためには、
精神をぷすぷす抜いてしまうことに
罪悪感を持たないことが必須だ。


ようは、ラクチンにしてたら、
周りも自分もハッピー。
頑張ったら、アンハッピー。

ってこと。

肝に命じよう。


...




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