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デッドエンド - 2007年10月09日(火) ここ一週間、37℃前後の微熱が続いている。 私の平熱は35.8℃。 たった1℃ほど体温が高いだけで、こんなに体がだるく、 思考も悲観的になってしまうのか、と実感中。 しかも、週末にはありえないほど喉が腫れ、 眠ることさえできなかった。 楽しみにしていた土曜のイベントへも、 旦那坊主の両親と一緒に行く予定だった大台ケ原へも、 行けなかった。 ひたすら生姜湯を飲む日々。 もちろん、大好きな太極拳の練習にも行けない。 お酒もコーヒーも飲めない。 本を読んでも、ビデオやネットを見ても 熱が上がってぐったりしてしまう。 かろうじて家の外へ出るのは、果物や夕飯のおかずを 買いにスーパーへ行くくらい。 たった37℃の微熱で完全な病人の生活。 毎日がもったいなく、あほらしい。 もったいないだけでなく、タイミングも悪い。 私のこの天性の間の悪さは、 取り返しのつかない別れを生む。 もう、好きな人たちと笑い合ったり、 楽しくお喋りしたりできなくなってしまった。 たくさんの影響を受けたことや、 出会えて良かったことや、 ありがとうという言葉を、 何も伝えられなくて悔しかった。 いつもの生活の中で、相手の求めていることに 応えていると、お互いの人格を信頼し合えていると、 思い込んでいた。 でもそれは、私の思い上がりで、 ただの使えない間の抜けた人間なのだった。 積み重ねたと思っていたものは、時間だけだった。 今朝も37℃。 こうやってパソコンとにらめっこしていたら、 また熱が上がってしまうだろう。 でも、もう 「早く治さなきゃ」 「明日までに回復しないと」 と焦る必要もない。 ゆっくり、ぼうっとしよう。 ...
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