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2002年05月23日(木) |
Point of Origin(ねたばれあり) |
読了しました。検死官シリーズ第9作。 邦題は多分「業火」やったかと。 タイトルを直訳すると出火原因。ええ、放火の話です。
このシリーズ、ほとんどの話で主人公ケイ・スカーペッタ の周囲の人物が誰か死にます。部下であったり友人で あったり恋人であったり。で、そろそろあの3人のうちの 誰かでは??と踏んでたら当たってしまいました。残念。
スカーペッタは登場したときが多分40代前半で今は もう50代?このシリーズ、大人の自立した女性の 恋愛観が事件とは別の視点で読み応えがある。本筋とは 関係ないからある作品では、恋人といっしょに住むことが 受け入れられなくて悩んでいたりするのに、次回作ではもう 二人のすっかり落ちついた暮らしがある。さて、そこに至る までにどんなドラマがあったのよ?と想像するのが楽しい。
他におもしろいのは、車の運転場面と料理の場面。 描写がリアルで参考になるよ。
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