去年の秋からＲの根性をつけるためにハイキングを
始めた。１２月に２人で二上山に登った時はまったくの２人旅で、
「もし道に迷ったり、ケガしたらどうしょー」
「いのししとか変態が襲ってきたらどうすんねん」
という危機管理の甘さを反省し、今回は鉄道会社と新聞社主催の
ハイキングに参加してみた。

スタート地点で受付をした後はゴール地点まで行動は自由。
おまけに、協賛のハウス食品からお土産までもらえる。
道しるべや新聞社旗がルートに点々と示され、要所には
腕章をつけた大学のワンゲル部のおにいさんたちが立って
くれてる。神社仏閣を参拝しながら比較的平坦なルートで
「楽勝ハイク」になるはずが、とんだ誤算が…

それは、暑さ。とにかくはんぱじゃないくらい暑かった。
熱射病の心配と、じりじり焼ける首。日焼けはかなり
やばい年齢やのに…見事に焼けてもうたわ。
結局ゴール前はへろへろの根性ハイクになりました。

Ｒはあちらこちらで、おじさまやおばさまたちに
（参加者ってたいていは年配者。出逢いなんてないよーっ）
「ぼく、ようがんばってるなー」と声をかけられてうれしそう。

あぜ道を歩いていると、絶対９０歳はいっている四輪の
電動いすに乗った地元のおばあちゃんに遭遇。
「今な、みかんもいできたとこやねん。ボクにあげるわ。
　喉かわくやろー」と夏みかんを差し出された。
実はＲは果物が苦手。「いらん」って言うんちゃうかと
ひやひやしたが、おばあちゃんの優しい気持ちが伝わった
んか、素直に「ありがとうございます」って受けとってた。

これもひとつの成長かな〜。

最後に一言主神社の「樹齢1200年のいちょう」をご紹介。
子宝に恵まれるそうですわ。

ゆぅま ｜〒 ｜板

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