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2002年06月12日(水) |
アイルランドとU2とSunday bloody Sunday |
アイルランドが決勝Tに進んだ。雑誌の記事で、国歌斉唱のとき スタメン選手も控え選手もスタッフも必ず、観客席を緑色に染めた サポーターのいる方向を向いて一緒に国歌を歌うんだと知った。 「今宵我らは決死の闘いに挑む。アイルランドのために」っていう 内容らしい。
めっちゃ見たいそれ、って思ってたのに地上波ではサウジ戦の放送が ないやんか。なんでやねん。しゃーない、決勝Tまでお預けね。
あたしがアイルランドに興味を持つようになったのは、やっぱりU2から。 今はグラミー賞を連続受賞するような超メジャーアーチストやけど、 20年くらい前に発表されたアルバム『WAR』の一曲目、 Sunday bloody Sundayは、どないやっても忘れられない魂の叫びの歌。 この「血の日曜日事件」については、映画化されて今年のベルリン映画祭で 「千と千尋」と共に金熊賞を受賞してます。重いテーマやけど見なくてはと 思ってます。高村薫の「リヴィエラを撃て」もアイルランドのことが わかる小説です。アイルランドというか、北アイルランド(英国)とIRAが テーマなんやけどね。
「今日聞いたニュースを信じるなんてできひんよ。 目をつぶってなかったことにしよって思うのも無理。 いったいどんくらい、どんくらいこの歌を歌わんと あかんねやろ。なぁ、いつまで歌ったらええの。
今夜こそ僕らは一つになれるんや。今夜こそ」
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