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| 2002年07月30日(火) |
今日のJUNK SPORTS! |
「JUNK SPORTS」にナラがでるっていうので、スタンバっててんけど、 VTR映像でなんだか肩透かし。もうすでに何回も見たことのある絵 ばっかりやったし。まぁ、シーズンも真っ盛りなこの時期にのんきに トーク出演するなんてことはありえないと気付くべきでした。
この日のテーマは「挑戦」やってんけど、サッカー界からは、 中西哲生さんがでてはった。あたしが前になんかうさんくさいと 書いたお方です。同大卒の元Jリーガーってことは知ってた。 「ベンゲル・ノート」という著作があることも。
現役時代プロとしてイマイチやったのに、辞めてからジャーナリスト みたいになってる東大出の元プロ野球選手とか、同大卒の相撲解説者 があたしはあんまり好きじゃなかった。なんだか辞めた途端に学歴を 売りにしてはるようで感じ悪かった。
けど、今日の中西さんの話を聞いて、うさんくさいなんていうて ほんまに悪かったなって思いました。ごめんなさい。
引退の決断を語る中西さんはめっちゃ潔くてオットコ前やった。 彼の前に語っていた人たちが、その世界では日本一のアスリートで かなり自慢めいていただけにほんとに感じがよかった。
中西さんはにこにこと笑いながらこういった。 「ケガが原因で引退を決めたんですけど、その前から毎年今年で クビかな?って思いながらプレーしてたんで辞めたら何をしよう とかいろいろ考えていたんです」
「え?それはなんで?>クビ発言」と無邪気に聞く濱ちゃんに 「へたくそだったからです」(みんな爆笑) 「サッカーに関わる仕事をずっとしたいという希望はあったけど、 解説者とかっていうのはみんな元日本代表ばかり。自分は代表に 呼ばれるような選手ではなく、ぎりぎりのところでなんとかプロで やっているというレベルだったので…」 「でも、よく考えたら2002年は日本でワールドカップがある。 いくらでも仕事はあるだろう。だったら、1年半前の今辞めて 準備をしよう。ケガはしていたけどクビにはならなかったので まだもう一年プレーするチャンスはあった。でも翌年辞めて半年の 準備期間では短か過ぎる。そう決めて、W杯までにアナウンス 学校に通ったり、原稿を書く練習を始めました」
えらい!!ほんまにえらい! 自分のことはちゃんと冷静に分析して、確実に次のステップに進む。 人前でえらぶらない。こういう人があたしは好きです。
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