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2002年08月20日(火) 松雪泰子の雪女

オンエア前にCMがんがん流してましたけど「松雪泰子の雪女」って
ナレーターが言うたびにほんま、これ以上のはまり役はないかもと
期待まんまんでした。

最近彼女はちょっとドラマがご無沙汰で、ファイブミニの欣ちゃん
走りやサウナでフラダンス、車のCMで見るだけやったしね。

結果は期待を遥かに超える美しさでもうほれぼれ。

ストーリーはとっても単純、怪談というにはちっとも怖くないし、
むしろ、あやかしと人間との哀しいラブストーリーでした。
相手役の萩原聖人がまたうまいのよ。こういう誠実な青年をやらしたら
ほんまぴったりくるね。(私生活で超ギャンブラーなあぶない人
っていうのが不思議やけど、そうだから演技も冴えるのかどうか)

雪が愛するだんなさんを殺そうとして「やっぱりできない」って言う
ところ。普通ならくさくなりそうなもんやけど、切ないんですよ。
あやかし・雪女になんにも違和感がないから本当に切なく感じてしまう。
人間の夫が自分を守って切られてしまい、怒りに燃える雪女。
これがまた美しい。最後に夫に息を吹き込んで去っていくところは
もう涙涙です。雪女って、歳をとらないし子供も産めないし孤独やねん。

で、甲本さんと鷲尾さんの「恋愛偏差値」コンビがまたいい味だしていて。

雪女を演ってる松雪さんは、銀河鉄道999のメーテルを彷彿とさせました。
似合うと思うな、あのコスチューム。


ゆぅま |

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