+Feel+


2002年08月31日(土) 図書館でむかついた。

お盆休みも終わろうとする頃、図書館からハガキが来ていた。
「あなたの借りた本がまだ返却されていません・・…
 この督促状は市民の皆様の税金を使って送られております…」

さっそく問合せすると、未返却の本は雑誌「Number」の3/20号
だという。返したはずだと思うけど念のため探してみると言って
電話を切った。

返却するときはたいてい「閉館後のポスト」を使っているので
確かに目の前でバーコードをぴっとしてもらえるわけじゃない。
あんときは何冊も借りてたからポストに入れたのもちゃんと
覚えてるし、そんなかから1冊だけないっておかしいやん。
けど、1冊だけカバンの中に忘れて入れっぱなしとかもある
やろし、普段部屋も散らかってるからどっかはまり込んでるかも
知らへんし。謙虚なあたしはちゃんと探した。でもなかった。
どーしょー。文句ぶりぶり言われるんやろか。「なくしました」って
なんか書かされるんやろかー。気ぃ重いやんか。でも、一応
ちゃんと図書館に行って説明しやな、と生真面目な市民は考えた。
だって、税金を使って督促されてるねんもんね!!(嫌味)

ハガキを持ってカウンターへ行く。司書さんがPCであたしの
番号を叩く。未返却分の記録が上がってくる。
「家中探してもないので、返却したはずやと思うんですけど」
「ちょっと待っててください」
司書さんは真顔で言って、雑誌の保管箱をごそごそと確認している。
そして、なんか1冊持って帰ってきた。

なんやあるやんか。

「これですね、ありました。ちょっと紛れていたみたいです」
「・・……」あやまらんのか??
「ポストに入れたはずやけど、もしかしたらってかなり探したんですよ」
「すいません」それだけかい!

河内のおっさんなら「われ、すいませんってそれで謝ってるつもりかい!
わしはなぁ、税金泥棒呼ばわりされたんじゃ、ちゃんと期日までに
返ってたんをお前らがどっかへやっとんのやろ。それをそんな態度で
ええと思っとんのかぁ!!」と、息巻くところである。

しかし、育ちがお上品なあたしはそんなこと言えないわ〜(笑)。
一応それで引き下がったが、階段を降りて出口に向かいながら
ふと気になった。あたしが申し入れるまで記録がそのままやった
ことが!!あったんやったらそのときにあたしの記録も消しといて
もらわなあかんがな。いつまでも借りっぱなしにされてることは
どう考えてもおかしい。濡れ衣や。

意を決してカウンターへ引き返した。
「間違って督促状を送られる事はまあよしとして、そのあと本が出て
 きたら『こちらの間違いでした』っていう連絡をするようには
 なってないんですか?」
「することもあります」

することもってなんやねん。結局送りっぱなしってことやろが。
PCに記録が残ってたら自動的に督促状が送られて終わり。
フォローなしってことやんか。

「でもね、ちゃんと期日までに返してるのに、なかったって
 言われたらこっちも気にしてるんです。そちらのミスやった
 ときはきちんと連絡するようにお願いします」
「はい、…すいませんでしたね(薄笑い)」

なんやねん、この人ら。あきれるわ。
ここの図書館は、うるさい子供にはちゃんと注意するし、そういうとこ
はいいって思ってた。でもあれかいな。人には厳しいけど自分らには
甘いちゅうわけか。もうちょっと気持ち入れて謝ってほしいわ。ほんま。

市役所のHPに文句言うてやろかって一瞬思ったけど、図書館の本は
やっぱり魅力やしな。あー、あたしってつくづく小市民。

というわけで、ここでぼやかせてもらいました。












ゆぅま |

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