今日、友人がひとり東欧のある国へ旅立って行った。
長年音楽を趣味としてきた友人は、ある日運命の
打楽器に出遭ってしまったらしい。何度聞いても
その楽器の名前は覚えられへんけど、要するに
田中健のケーナみたいに、日本では珍しい楽器で、
日本にいては教えてもらえる場所もないんやって。
仕事は一時中断、同じ趣味を愛するご主人からも
理解を得て、9ヶ月音楽院に留学する運びとなった。

留学期間が終わればまた日常に戻る予定。
いってみれば充電、長いお休みやなぁと思う。

そういうのは作家とか芸能人とかはよくやってるけど、
仕事と家庭を持った一般人はなかなかできへんと
思ってた。やるやんか、あんたー。というのが正直な
気持ち。なんでも最初からあきらめたらあかんなーと
改めて思った。応援してくれる家族を持った友人は
ほんまにしあわせもん。

そんな友人にエールを送ろうと先日仲間が集まった。
みんなで集まるのは数年ぶりやけど、そこはもう
長年のつきあいで、会った瞬間に時間は埋まって
しまう。初めて味わうサンゲタンに舌鼓を打ちながら
話題はあっちこっちへとんで尽きる気配がない。
あの頃みんなは同じ制服を着ていたのに、今は
それぞれをとりまく環境が見事に違う。

それでも、会ってしゃべってこんなに楽しいのは
無意識に互いにリスペクトできてるからなんかな。
きっとそうだと信じよう。

この日のぷぷぷ。
深夜、帝国ホテルの出口がわからず迷子になってる
あたしらってけっこー間抜けやった。いちげんさんって
丸わかり。

ゆぅま ｜〒 ｜板

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