最終回までやっと見た。

このドラマ、レイジの雰囲気はずっと好きやったんですよ。
けど、あたしの中ではどうしても違和感があって感情移入が
できずにいたんです。それは、いら夏をレイジと亜子のドラマ
として見ようとしていたから。だから先週の幸せごっことか
ちょっとついていかれへんかった。

それが最終回でやっとわかった。このドラマはレイジと奈留の
話やんかって。この二人の絡みはめちゃくちゃ感情移入できる
やないですかって。どうして、最初から最後までこの路線で
いってくれなかったんやろー。

女優なんかいらんかったと思います。

成田を旅立った二人がどうなるかっていうのを想像する
だけでめちゃくちゃおもしろいやん。
あのレイジは幻のレイジ。目の見えない亜子の前で兄のふりを
してる間だけに起きる魔法にしといてほしかった。

それこそ愛なんていらねぇよ、とクールにすれ違っていって
くれたら最高やったのになー。

同じ空港のシーンやったら、トヨエツと中山の「愛と誠」の
方がずっとよかったよ。

あたしの「いら夏」のラストは奈留とレイジのツーショットで
終わらせることにする。渡部さんが亜子を凝視するあのしびれる
シーンから後は空想、いや妄想の世界。

せっかく「ラビリンス」のあの人が渋い声を聞かせてくれたのに。

ゆぅま ｜〒 ｜板

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