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Sが借りてきたので読んでみた。 柳 美里の処女作というよりも、作中のモデルにされた 人物からプライバシーの侵害を訴えられて最高裁まで 争って結局出版差止めになった小説として有名な作品。
その後改訂版が出てあたしが読んだのはこっちです。 問題となった登場人物はそのまま存在して、顔の造作に 対する表現だけが控えめになってるというか、なんか奥歯に ものがはさまったものいいが中途半端な印象。 もとはどんな表現やったのかわからへんけど、それ以外の 部分で特にすごいって思えるような内容でもないし、 裁判になったことで逆に売れたんとちゃうかと思う。
柳さんが以前「小説を書く作業は苦しくてつらいばかり」 って言っていたのを思い出した。
そりゃそうやろう。
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