+Feel+
覧|戻|進
| 2004年04月11日(日) |
「大化の改新」明日香村ロケ |
今日は久しぶりにハイキング…じゃなくてサイクリングだーとRを叩き起こしていざ飛鳥駅へ。待ち合せ時間には余裕で間に合うはずやったのに、乗換えの駅売店でおにぎりを買っている間に、Rを乗せたまま電車が発車するというハプニングがあり(こんなんよーあるんですわ)30分遅刻。
でも、さすがMさん。自分らがもたついている間にレンタサイクルのおじいさんたちからしっかり情報収集し、NHKのロケがどこでやっているか地図にしるしをもらっていたんですの。事前に町役場にメールして聞いた情報では「ロケはやります。でも場所は秘密〜」だったので苦労するかなと思っていたら、一発OK。やっぱりロケは狭い村でやるに限るわねー。
ロケ現場にもすぐに辿りつきました。だって、警備員さんいるし、人だかりできてるしで一目瞭然なんだもん。岡田くんお目当ての若い女の子たちやおばちゃんたちの間に自分たちも居場所を確保したんだけど…。
遠いよ。遠すぎ。ロケやってるっていう臨場感はあるんだけどさ、顔がぜんぜん見えない。誰がいるんだかさーっぱりわかれへん。でもまあまだ11時だしまったりしようかーとおむすびをもぐもぐ。でもね、でも…。
あぢー、暑すぎ。もう真夏といってもいいくらいの灼熱。レンタサイクル屋で借りた麦わらをかぶっていても、あぢー。Rなんて顔がぽっぽと赤くなっていてちょっとヤヴァイかも状態。サイクリングと聞いてきたのに岡田くんだし(っていうか本当は渡部さんなんだけど)で、食べるもの食べてすることがなくなると「退屈〜、もう岡田なんかいいからはよ行こや〜」「えー、もうちょっとだけ待ってお願い」
これが何度か繰り返されてだんだん間がもたなくなったので、Mさんと相談してもうちょっと丘を上ることに。そしたら双眼鏡を覗いてるおばちゃんたちが騒いでるの。「木村佳乃やん、あの白い服」ええー。どれどれ、あ、確かに1人だけ白い衣装で目立つ人が。でも、顔は見えない。自分たち、双眼鏡忘れてきたんです。もうあほもいいとこ。なあおばちゃんその双眼鏡ちょっとだけ貸してーな。とのどまででかかったころ、
「ほら、あれ木村佳乃の隣におるん、ワタナベ篤郎とちゃう?」
色めき立つMさんとワタクシ。「え、どこですか?どこ?」「ほらあそこのミドリっぽい衣装の人、あれそうよ、ワタナベ篤郎(←だからワタベだって)」「そんでそのちょっと下の方にいる灰色衣装で髭もじゃのんが岡田くん」
確かに白い衣装の木村佳乃と親しげに話をしているミドリっぽい衣装の俳優さんがいる。灼熱地獄の中、スタッフに傘をさしかけてもらっているからちょい役でないことは確かだ。でもあれ本当に渡部さんなわけ?
「渡部さんにしては顔の大きさが小さすぎる気がするし、背が低すぎるような」と渡部さんを生で何度も見たことにある視力のいいMさん。裸眼とはいえ、PCのやり過ぎで最近焦点があんまし合わない自分は正直よくわからない(そのぐらい遠いの)。でもね、せっかく来たんだからあれは渡部さんていうことにして、ミドリっぽい人の顔を勝手に脳内で渡部さんにしてしばらく妄想モード。ふふ、幸せな瞬間だったわ。ええ、そう長くは続かなかったけど。
しばらくすると、さっきよりちょっとだけ近い場所で別のシーンの撮影が始まったの。木村佳乃と馬とミドリっぽい衣装の人がテストを繰り返す。顔の表情はやっぱりわかんないんだけど、どうみても小さいジャン、ミドリっぽい衣装の人。そしたらちょっと下の場所にいた女の子たちが騒ぎ出したの。「あ、あれ岡田くんとちゃうん?」キャーキャーみたいな。ちょっと、おばちゃん、もー。ミドリっぽい人、ワタナベ篤郎とちゃうかったやんか。灰色衣装のひげもじゃの人、岡田くんとちゃうやんか。だから、その双眼鏡ちょっと自分に貸してくれたらよかったのにさ。
というわけで、木村佳乃と岡田くんを遠目に確認したのを最後にロケ現場を離れ、後半はちゃんとサイクリングしてきました。午後になると灼熱地獄がウソみたいに曇りになって快適なサイクリング日和でしたのよ。途中の休憩所で「来週大和郡山に金魚を見に連れていく代わりに今日のサイクリングは岡田くん目当て(渡部さん目当て)だったことを家族の誰にも言わない」という協定をRと結び、最後にもう一度ロケ現場に戻ると、ちょうど撤収作業の真っ只中。
Mさんがスタッフに確認したら、渡部さんは今日はいなかったとのこと。そしてもう明日香村でのロケはない。残るは奈良と東映京都撮影所という情報をゲット。ついでに、おばちゃんの言っていた灰色衣装の髭もじゃの人はエキストラだったってこともわかったわ。しょぼん。でも、今日は1日楽しかったし、まだ京都が残っているからよしとしましょうか。
|