+Feel+
覧|戻|進
毎年この時期のRたちは、いろんな荷物を下げて帰ってきます。いわゆる作品群。この数年間一度も言わなかった言葉がRの口からでてきた。
「このファイルにオレの書いた作文があるねんけど、それ読んでおいて」
へぇ〜、もしかして、自分に感謝する涙ちょちょ切れることでも書いてあんのやろか?タイトルに宝物って入ってるし。
ぐは、ぜんぜん違いました。自分なんてかけらも出てこなかった。
そこにはこの夏休み以降抱えていたRの悩みとそれにどう対処したかが赤裸々に書かれていたのでした。ヤツの抱えていた問題はある程度知っていたし、涙で訴えてきたこともあったけど、なるべくRの力で葛藤と闘ってよい方向に持っていってほしかったから、ヤツの年齢の時の自分の話をしたり、なるべく同じ目線で相談に乗るようにしてた。この時期に自分の手で解決策を見つけないと、もっと年齢が行ったときにそれこそヒッキーとかになってしまうからね。
先生に対して、どんな問題を自分は抱えていたのか、それにどう対応していったのかをはっきり呈示し、そして今何を希望しているかをしっかり訴えて作文が終わっていたのがなかなかストレートなヤツだと思ったわ。先生のコメントは、うーん、それでええんか?って感じやったけど。
もう1つ、架空の物語を作る作文で、自分の悩みの種を主人公にしてへんてこりんな(でも、めーっちゃ風刺的で作品である意味バッサリ斬ってやったみたいな)話を書いていてわろたわろた。ま、こうやって心なのかの澱を解消してたんやろなー。Rはやっぱ相当におもしろい素材だわ。これ、Fに見せてやろう(笑)
今日の帰り道でのRの決意。 「オレ、4/1の発表であの二人と同じ組になられへんかったら自決する!」
ヲイ!早まるでないぞ。
|