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2005年08月30日(火) |
悔し泣きについて考えた |
「悔しくてわんわん泣く」っていうのを聞いて妙に新鮮だった、いや、別に誰かが泣くのに驚いたわけじゃなくて。自分だって日頃からけっこう泣く、テレビの前で。ドラマを見ても泣くし、スポーツを見ても泣くし、24時間テレビでも泣くし、Rの卒業式でも泣くかも。でも、自分のために、それも悔しくて泣いたのっていったいいつ以来だろうと妙に気になったのだ。だって、今列記した泣くってのは割と一時的な泣くで、番組が終わったり、式が終わったらけろっとしてるもんだ。
そう、失恋したときはわんわん泣いたなー、でもそれは悲しくてだったし。あと、情けなくて泣いたことはまあある時期にけっこうあったけど。
もともとそんなに悔しがらないから人生でもいまいち飛躍できないんだと思うし、すぐに「まいっか」て思てまうし。怒ることはたまにあるけど、それも家族以外にはけっこうせこい方法で発散して(お店を変えてみるとかメールを数回無視するとか)そのうち忘れてる。
そんでもって、記憶をずーっと遡っていったらあったあった、悔しくてわんわん泣いたこと。高校2年のとき(どんな昔やねん)に、親には言われへんけど、お金が必要で(なんで必要やったかはさっぱり忘れた)近所の販売店に新聞配達を申込んだら断られた。その理由が「危ないからあかん、なんかあってもおっちゃんら責任持たれへん」て。今から思ったら良心的な店主さんやと思うけど、ものすごい悔しかった。男子やったらすんなり雇ってもらえたんやろかって。家に戻る途中から悔し涙がでてきて、家に着いたころにはもう嗚咽まみれ。すぐに親にもばれて、めっちゃ怒られた、その理由がかっこ悪いことすんなって、もう何十年もそこで新聞取ってるのに恥ずかしいって。すっげー、追い討ちやったんで今でもよく覚えてますわ。
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