★氣志團ちゃんの事★
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2015年01月24日(土) |
「幸せにしかしねーから」感想 |
以下暑苦しい感想文。
私はネガティブで出来ているから、 心配ばかりして暗いことばかり考えてしまうから、 だから、無根拠で構わないから、 現実的なことの心配は私が勝手にするから、 そうやって楽天的に自信満々で口説いてほしい。
歌詞じっくり読むと、後半ヤバいわー。ダメだー泣くー。 前半は、もう何言ってんだほんっと男って脳天気で羨ましいわ…って 呆れつつハイハイって生返事してる感じなんだけど、 この無根拠脳天気ポジティブの浅慮なんじゃないのか…?って男が、 「朝から晩まで働くからよ」あたりからもうね、 彼なりに真面目に考えてるんかな…って思わされ、 「心配すんな」で、常時不安心配まみれの私はグッときてですね。 「おまえの作るメシが好きなんだ」「綺麗でいろよ」って フェミ的視点では女は食事係か見た目重視かああん?!ってなるんですが (綾さんの歌詞は時々そういうとこがある)、 続けて 「おまえがどんなにババアになっても死ぬまで幸せにしかしねーから」と来る。 老いて若さという美しさを無くしても一生幸せにしてくれるんだそうです…! 永遠なんてありませんけども、 人の心は変わるものだから、気取って永遠に愛してるとか言われても嘘くさいですけども、 「ババアになっても死ぬまで」って、 美しい女性もいずれ皺くちゃの婆さんになって死ぬ って現実が見えていないと 出てこない言葉で、無根拠ポジで現実見えてんのか疑わしかった男が、 ちゃんと現実を解ってたのね、解った上でそれでちゃんと「幸せにしかしねーから」って 宣言してくれてるのね…って。 料理の腕がどうの、見た目がどうのって、特に問題にするとこじゃない気持ちになる。 女はババアになり、男は「禿げ散らかしたジジイ」になるけど、 そんなことは解ってる上でのプロポーズなのね…って。
まあジジイとかババアとかは『マブダチ』でも出てきたフレーズですし、 プロポーズ的な歌詞で老いやその先の死を認識しながら愛について語るのは 多分よくある手法だと思う、 だいたい歌詞全体を通して見ても、よくある言葉・平易な言葉だらけだと思いますけども、 最も伝わりやすいのは簡単な耳慣れたわかりやすい言葉を上手に紡いだ時でしょ、 わたしバカだから綾さんが直球でわかりやすく口説いてくれて素直に感動する訳です。 うええん。
youtubeで「幸せにしかしねーから」かけながら上記を泣きながら書いたので、 すっかりマスカラも取れました。 ドストレートのラブソングは女心をキュンキュンさせてなんぼだよなあ。
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