あたろーの日記
DiaryINDEX|past|will
2003年02月01日(土) |
川崎の古書店の件に思ひたること |
川崎の古書店で万引きした少年を警察に引き渡した際、逃走して近くの踏み切りで電車に引かれて亡くなった事件。 万引きを警察に通報した店主に「人殺し」だとか「配慮が足りない」と非難の電話などが相次いで、一時は閉店を決意させるまでになってしまった。と、こんどは、閉店することはないと激励のメールや電話が多く寄せられ、店は続けていく方向で動いているとのこと。 今日の記者会見で書店の店長が、「非難の電話をしてきた人は声から判断して30〜40代以上。女性が若干多かった」と言ったと知って、妙に納得してしまった。 自分の中にもそういう部分があるからよく分かったりして。。 30代ともなると、ある程度自分の考え方というものに自信がついちゃってるから、「許せないっ」とか「あの人間違ってる」とか「私のほうが正しい」って思ってしまうこともしばしば。こんなこと言うと同性の方々から怒られちゃうかもしれないけど、女性はどうしても感情が先立つことが多いから、物事を多角的に見てじっくり考えるのが不得手なような気がする。結果として、相手の事情や心情を考慮しないままの発言や態度が多かったりするんでないかいの? 昔と違って、今は電話やメールですぐさま自分の感情をぶつけることができるから、今回みたいに非難や抗議がリアルタイムに、昔では考え付かないほど大量に送りつけられてくる。手紙や行脚なら手間ひまかかる分抗議する側も気持ちの整理ができるかもしれないけど、今の世の中怒りの湯気がぼっぼぼっぼ上がったままそれを対象にぶつけることが出来るから、ぶつけられたほうはたまったもんじゃないだろうなあ。
自分の意見を言うのは悪いことじゃないけど、メールも電話も使い方間違えちゃうと凶器になる。匿名性高いし。 気をつけるべ。
|