あたろーの日記
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2003年06月19日(木) |
しっかり立っててくださいお願いします。 |
仕事終わらなくて夜遅い電車に乗った。 ドアの脇に立って文庫本読んでた。 ドアをはさんで反対側には30代位の酔っ払いビジネスマン3人組。 そのうち1匹はでろんでろん。 「お前さあ頭にくんだよ、酔っ払ったときばっかやたらうるせえんだよ」 と、仲間がそのでろんでろんに悪態ついてる。・・・あんたもやたらうるさいんだけどね。 電車に乗り込んだとき、その3人組が賑やかなのが気になったけど、ページめくっているうちに気にならなくなった。 ・・・と。 いきなり。 ゴッツーん。 *☆×■△★#!(@@*) 側頭上部に衝撃を受けて、私はよろめいた。 ち、ちょっとっ! この酔っ払いめがっ! いったいどうやったらその距離からダイブして人の頭と自分の頭ぶつけることができるんだよっ! ・・・突然でよく分からないんだけど、でろんでろんがいきなり飛び込んできて私の頭に石頭ぶつけてそのままどてっと転んだのです。私の足元に。 ・・・頼むからさ、電車に乗るときは必ず吊革につかまってくれないですかね。自分だけで転ぶならいっこうに構わないけど、他人を巻き添えにしないでいただきたく、しかとお願い申し上げます。 ろれつの回らない「すみません」を耳にしたけど、足踏まれたとか肩ぶつかったとかじゃなくて、いきなり頭突きだもん、思わず睨み返しちゃった。ほんとに反省しとんのかーこの酔っ払いがー! ・・・ちろちろこっち見てた連れが、私が降りるときにやけた口調で「すっげえ睨んでたぞぉ」と言っているのが聞こえた。でろんでろんは頷きながら私から顔をそむけて、その友達の胸に顔をうずめるようにして支えられている。 その友達も睨んでやったぞ。 顔覚えたぞ。 今度会ったら私が頭突きする番だからね。 よーう覚えときぃや!!
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