あたろーの日記
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2006年01月09日(月) ブルージー

 旧暦12月10日。
 とうとうこの3連休を寝て過ごしてしまった。金曜から数えると4日目。昨年末の風邪引き初めから寝正月を入れて計算すると、今回の風邪で延べ7日も寝込んだことになります。うひゃ。。。なのに、頭痛咳ともに軽くなってはきたものの、まだ調子が出ない。あんまり寝っぱなしでもよくないと思ってしばらく起きてみるとまただるくなることの繰り返しで。おっかしいなあ。こんなに体が弱いとは思わなんだ。この冬は風邪を引かないつもりだったのに。もとい、体を鍛えてたのに〜。もう2週間近く走ってないです。どうしよう、今月末にはハーフマラソンの大会に出る予定なのに。焦ってもしかたないと腹をくくって、まずは治すことに専念しないと。・・・と、もしかして、これって十分こじらせてるの?自分の体なのに自分のじゃない感じ。体の内側にもう一体別の体がはまっていて、それがぐずぐずと風邪を招き入れてだるだるしているような感覚です。
 
 布団の中で、ほとんどずっと、iPodに入れたNina Simoneの「Pastel Blues」「Finest Hour」とAdiemusの「Adiemus�掘廚�Björkの「Vespertine」、それから山崎まさよしの「アトリエ」を、繰り返し繰り返し聴いている。Ninaは元気をなくしたときに聴くお気に入り。AdiemusとBjörkは昨年図書館でCDを借りてきてiPodに入れた。Adiemusは以前NHKの番組でテーマ曲に使われて日本でも人気がある。CDは持っていなかったのですが、図書館で見つけたのでラッキーと思い借りてきた。Björkの音楽はぜんぜん分かんない、興味持てない、と思っていたのですが、昔『ダンサー・イン・ザ・ダーク』という彼女の主演映画に心打たれた身としては、聴かず嫌いは損かも、と思って同じく図書館で借りて。山崎まさよしはあんまりよく知らなかったのですが、前からあの、売れてる歌手のわりにはフツーっぽい容姿というか、自分の周りにもいそうな感じの親しみ(へんな言い方ですね)と、温かみのある声が気になっていて、Appleのミュージックストアで、今まで出たアルバムの視聴をして、曲調が一番静かでシンプルな音のアルバムを「ぽちっ」とダウンロードしてしまいました。
 で、ひたすら、この4アーティストを繰り返して聴いています。風邪で気弱になっているせいか、さすがにハードロック系は頭にしんどくて、しばらくお休み。4アーティストに共通するのは、何度聴いても癒されるボーカル、ってことでしょーか。特にNina Simoneの声は生命力と優しさと逞しさに溢れていて、彼女の弾くピアノの、エネルギーに満ちあふれ且つ繊細なその音色と一緒になって、涙が出るほど安心感が生まれます。ベッソン監督の『ニキータ』をリメイクしたアメリカ映画『アサシン』は、『ニキータ』でベッソンが織り込んだ細部の読みどころをことごとく無視した、いかにもアメリカっぽい娯楽映画になってしまっていたのですが、それでも私が好きなのは、ガブリエル・バーンのダメ渋格好良く情けない男ぶりと、カトリーヌ・ドヌーブの貫禄の美しさが見れたのと、主人公のブリジット・フォンダが可愛かったのと、彼女扮するマギーの好きな歌手がNina Simoneという設定があったからです。マギーの母親が好きでよく聴いて泣いていた、というエピソードも、Nina Simoneという人の歌を考えると、うなずけたりもする。 『アサシン』全体的に大衆受けを狙った娯楽路線としか思えない作りだったのに、映画の中でブリジット・フォンダとガブリエル・バーンのニーナ・シモン(いきなりカタカナですが)の音楽についての会話だけが異様に浮いていた。なのにそれがあるとないとではこの映画の質が格段に違ってしまうような気もする。『アサシン』を観たのはもう10年近く前だと思うから、それ以前には私もNina Simoneという名前は知ってはいたものの、大人が聴くもの、というイメージがあって、あんまり興味はなかった。それなのに、ここ数年、ことあるごとにこの人の歌に癒されている。他にも好きな女性ボーカリストは何人かいるのですが、一番好きな人を1人選べ、と言われたら、Nina Simone、になる。
 山崎まさよし、いいですね。もっと早くから聴き始めればよかった。こんなに耳に心地よいとは思わなかった。速い曲調の曲は、日本語の場合、言葉を聞き取って意味を掴もうと無意識に神経が働いてしまうせいか、疲れる。だから、この人のテンポの速い曲はちょっと苦手なのですが、『アトリエ』に入っている曲はミディアムで、歌詞がどれも素敵で、メロディも綺麗で、とにかく優しさに溢れていて、ちょっと痛みを感じる曲もあったりして、いいなと思う。それからこの人は、ブルースの影響もかなり受けているのか、ブルージーな曲もまたいい。私が他の女性ボーカリストよりNina Simoneに惹かれるのは、彼女のブルージーな部分が好きでもあるからで、彼女がジャズの人なのかブルースの人なのか(一般にはジャズボーカリストと言われているけれど)、そんなジャンルはどうでもいいのですが、ブルースもしっかり自分の中に流れさせてクロスオーバーに歌える女性歌手はそうそういないんじゃないか、と。あれ、話がずれました、山崎まさよしの話、だから彼のブルージーな歌声もいいですね、ほんとに。。。特にアルバムの2曲目『未完成』という曲、すごく格好いいですね。。。
 と、書いていて、またちょっとだるくなったので、今日も早く寝ます。って、もう寝過ぎてあんまり眠くないのですけど。それと、ずっと寝ていたので、腰が痛いです。こんなこと言ったらずっと寝たきりの人達に申し訳ないのですけど。ほんと私って根性なしだ。
 なんか、愚痴ばっかりですね。すいません。
 


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