あたろーの日記
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旧暦2月4日。 仕事を終えて神保町に立ち寄る。三省堂書店に入ったらすでに閉店の音楽が流れていた。あ、そうだった、なんてボケてるんだ私。閉店時間を1時間間違えてしまった。『みすず』を買って、入り口で『ちくま』の最後の1冊(?)を貰ってすぐに出てきた。最近筑摩書房のPR紙『ちくま』をなかなか入手できずにいる。書店に置かれてもすぐなくなってしまう。それだけ人気があるんだろうなあ。確実に手に入れるためには購読料を振り込めばいいのですが、そうしようかなあどうしようかなあ、とずっと迷い続けている。・・・ならいい加減振り込んじゃえばいいのに、タダでも貰えると思うと・・・貧乏性なので。
ウチの近所で呑もうと思ったら、いつもの居酒屋は定休日だった。ふつう金曜の居酒屋は稼ぎ時のはずなんだけど、ここは曜日じゃなくて決まった日にちに休みなので、時たまこんなことも。しようがない、どうしようかなとちと迷って、ちょっと離れたところにある店に行く。自分がうっかりしていたのが悪かったのだけど、いつもの席でいつもの肴と呑み慣れた味のお酒を頭に思い描いて帰って来たら、看板も提灯も真っ暗、というのはちょっと衝撃的だ。はっきり言ってうろたえる。こんな時おっさんやおにいさんなら躊躇せず別の店に飛び込めるのかも(いや、案外飛び込めないかも?)だけど、私は徒歩圏内の相性のよい店が限られてしまっているのを身にしみて感じているので、その隠れ家のような一番好きな店が閉まっていると、とぼとぼともう1軒の予備の逃げ込み場に向かうしかない(だったら帰宅すればって?そうです。。。)。 何度か訪れて、ちょっと賑やかだけど居心地は悪くない店。串ものの種類も多いし、安いし、店員さんも雰囲気がいい。カウンターの隅っこが空いていたのでよかった、と座る。と、カウンターのもう一方の隅に座っていた私と同年代らしい女性が、店員さんとわいわいおしゃべりしながら、しきりにこちらを気にしているのが分かる。お互い女同士1人で来てるからかなー、私が入ってきた瞬間から興味を示してくださって。。。たぶん、目を合わせたらすぐ会話が始まるんだろうけど、申し訳ない、こちらは人と喋るのがしんどくなっているので、あえて視線を向けないようにする。ごめんなさい。 今週はごくごく私的なことで、ちょっとしんどいことがあった。でも、わざわざ人に喋ってどうとなることでもなし、それに、口にすることでかえって複雑で重くなりそうで(そういうことってありますよね)、だけど、会社がちょうど月末業務等でどたばたしてたので、そのどたばたでだいぶ気が紛れて助けられた。1人で家にこもっていたらきっとドヨ〜ンとなっていたかもしれない、外に出ていろんな酸素吸って吐いて脳味噌のいろんな部分動かして、そいでじたばたしてたら、問題の別の顔も見えてきて、自分の中で納得できる形に変化する、ような気がする。 空になった中ジョッキやお銚子に、自分の捨てたいものをぶはーっと吐き出してしまう。もしくはカウンターの隅に、まるまるまると雪だるまのように太らせてまるめて転がして店を出る。 もしくは・・・。 私が店を出たあと、カウンターの隅っこに、むっつりん娘の影絵がいつまでもお銚子傾けてたりする。
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