あたろーの日記
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2006年04月22日(土) ヘッドフォン選び。

 旧暦3月25日。
 私の休日にしては珍しく、ゆっくり9時頃起きる。土日は嬉しくていつも早朝に起きるのですが。。。おかげで、ぐっすり寝たせいか、風邪はほぼ治っていた。
 午後は小唄のお稽古に。お師匠さんは高齢のためお稽古に来ることが出来ない。よって、弟子3人でお稽古。7月と9月にそれぞれ会が催されるので、それに向けて、お稽古にも自然力が入る。特に9月はお師匠さん主催の会であるため、直接の弟子である私たちがしっかりやらねば。実質的に会の準備、運営を行うのは私たち直属の弟子なので、糸(三味線)と唄の練習以外にもやることが沢山。先々の予定を考えると、不安があるけれど、お稽古、怠りなく。。。と決意を新たにした日。。。とりあえず、7月のもうひとつの会の練習も頑張ろう。7月、私の選んだ唄は、男の人の側から歌った唄。唄、選ぶのに苦労した。だって、小唄って、艶っぽくて湿っぽい唄が多いんだもん。ふだん、ハードロック中心に聴いている私の音楽レパートリーにはほど遠いジャンルなのだ。しかし、小唄のお稽古の時だけは、江戸情緒にどっぷり浸ろうとしている自分ではあります・・・だ、だけど、やはり、どう考えても、お座敷でチントンシャンな雰囲気ではない私、大人の恋の唄なんて、ああ、どうすれば唄えるの?姉弟子達に笑われながらも、なんとかなんとか、大人の色気(私は男唄選んだのですがそれでもやっぱり大人の男の色気を)出すべく努力中。。。です。あー、でも、わっかんねーっ!・・・小唄は、唄より糸(三味線)のほうが私好きです。三味線も私下手なんですが、触っているとちょっとほっとする。だけど、普段聴いてい音楽がテンポの速いものばかりのせいか、私の三味線は、邦楽の独特の、間、についていけず、ひとりで勝手にとっとと進んでしまう。・・・難しいです。一応、自分がお座敷で着物着て、三味線つま弾いている姿想像してやってはいるのですが(そんなの想像して小唄稽古する人いないって・笑)。

 小唄のお稽古が終わって、浅草橋から歩いて秋葉原のヨドバシカメラへ。ヨドバシ、久しぶりだ。ポイントカードの残高9,000円ほどあったので、実は、自宅でiPodにつけて聴くためのヘッドフォンを買いに行ったのです。自宅で音楽聴くに、すでにオーディオプレーヤーはiPodだけになっているのですが、付属の白い耳に入れるタイプのイヤホン、あんまり長く使っていると耳も頭も痛くなってくる。それから、どうも、重低音に弱いらしく、私の耳にはしんどいのです、iPodの付属のイヤホンは。自転車や電車など、外で聴くなら音漏れも少ないしコンパクトなので問題ないのですが、自宅でじっくり音楽聴くには物足りないしツライ、というわけで、イヤホンじゃなくて、ヘッドフォン、買いたかったのです。
 4階のヘッドフォンコーナーに行って、びっくり。こんなに種類あったら選べないよー。いちお、ボーズとかコスとか、有名なメーカーは知ってはいるものの、そこ+ソニーとかビクターとか日本のメーカーも当然何種類かずつ出している。オーディオ機器にはわりと無頓着&無知な私なのでありますから、売り場に立ちつくして悩んでしまう。。。結局、あれこれ耳に当てて、重低音がどっしりしっかりカバーされている(ような気がした)オーディオテクニカのATH-A55という製品を選んだ。実は、私の右耳は小学生の頃から、感音性難聴で、始終途切れることなく高音の金属音が耳の奥で鳴り響いているのです。キーーーーン、って。物理的には真の静寂は私には一生あり得ないわけでして(そこが哀しいところ)。そのせいか、私は高音には全く魅力を感じなくて、どっしりと安定感のある重低音に守られている、という感覚を好むのです。ヘッドフォンも、高音域よりも低音域をカヴァーする製品のほうが好みです。そのほうが疲れないし。
 しっかし・・・。ヘッドフォンって、値段で見る限り、ピンキリなんですねえ。びっくりした。5万円のものもある。かと思えば1000円台のものもある。あちゃこちゃ視聴して、音があんまり違うのでほんとにびっくりしました。
 ・・・その後ヨドバシの建物に入っているタワーレコードと有隣堂に寄って、気がついたら22時の閉店。慌てて地元に戻って、近所の居酒屋で一杯呑んで帰宅。早速ヘッドフォンで、タワレコで買ったMarvinGayeの『I Want You』聴きながら日記書いている次第でございます。なんだか嬉しいわぁ♪


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