あたろーの日記
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旧暦5月6日。 ポコタンポコタンとのんびりMTB漕いで帰る。 時々通る道、居酒屋の前、お店のおじさんが立っている。あー、この店の前通るとおじさんに「呑んで行ってよ、安くするよ!」と声をかけられるんだよなー。と、おじさん、向こう側から自転車漕いでくる私を見る。眼を合わせないように通り過ぎようとしたら、おじさん大声で、「募集してるよーっ!これ見てってよーっ!!来てね〜っ!」 アルバイトに誘われた。
朝、大地宅配のお兄さんがだだだだだっと階段を駆け上がってきて、野菜を届けてくれた。「そっか、今日から大変ですよね、がんばってください」と言うと、「そーなんですよ!」と笑っていた。配送業務の人は今日から気苦労が増える。ちょっとでも路駐して車を離れるともう取り締まられてしまう。やりすぎの法律では? 今日のこむぞうは「巣鴨」を連呼している。30回位巣鴨が出てくるんじゃないか?住人としては誇らしい。
今日から東京都の銭湯は料金が30円値上がりして430円になった。私が上京した17年前は確か280円くらいだったから、だいぶ上がりました。雑誌1冊買えるなあ。だけど銭湯の経営も大変なんだから、仕方ないですね。大きいお風呂、気持ちいいし。毎日露天風呂入れるのは幸せの極致。 もう1つ、今日から都内の銭湯は全館禁煙になった。これは嬉しいです。私が一番よく行く銭湯はビルになっていてちょっとしたスーパー銭湯なんですけど、前は脱衣場でも禁煙じゃなかったのですが、去年だったかから、脱衣場も禁煙になった。だけど、テレビのあるロビーは喫煙可だったので、煙草を吸う人達にとってはそこが「喫煙所」になってしまって、非喫煙者にはいたたまれないコーナーになってしまった。それが、今日から、どこもかしこも禁煙っつうことで、ありがたいです。 私が社会人になりたての頃は、まだ世の中に喫煙マナーもへったくれもなくて、私が仕事している隣で上司がぷかぷか煙草を吸っていて、時々「ぽわ〜っ」っと、黄色い煙をこちらに向かって吐き出していた。上司なだけに嫌だとは言えず、我慢していたうぶな社会人1年生であった。今いる職場は喫煙室が廊下の奥に狭っこく作られていて、吸いたい人達はそこにすし詰めになって吸っている。外から見ているだけでニコチン中毒になりそうな空間であります。同じ会社の他の部署が入っているビルは、最近全館禁煙になったそうで、勿論喫煙室なんぞもありはしない。喫煙者の肩身が狭くなったとぼやく方々には同情もちょっとするけれど、昔さんざん煙害を被った側としては、今の状況は天国です。煙草を吸う人で、吸わない人の気持ち分かる人って少ないんだよなあ。 あと、歩き煙草もだいぶ減ってきたけど、まだまだ、歩いている人が少なければ吸ってもいいと思っている人がいるみたいで、周囲の人が多かろうと少なかろうと、1人でも嫌な思いをする他人がいるなら吸わないのがマナーなのに、そこらへんちっとも気がつかない喫煙者がいるのには閉口する。地下鉄の駅から地上へ出る通路や階段で吸い始める人、嘘でしょ〜!後ろ歩いている人は逃げ場ないんだよね、狭い通路に煙がこもって。そういうことに気がつかない人の神経って凄いなと感心します。 昔、JR神田駅を利用していた頃、駅から歩き始めるビジネスマンが一斉に煙草を吸うので、私は駅から出るときいつもマスクをしていました。 思うんですけど、喫煙者用に、吐き出した煙を自分の中に還元するような喫煙マスクみたいなの、開発されないかなあ。マスクって言うか、宇宙飛行士が被るヘルメットみたいなの、それを被っていれば歩き煙草も人ごみの喫煙でもOKっていうの。受動喫煙は本人だけ。周囲の人には害は全くないというのなら、凄く良いアイテムではないでせうか。
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